180話 ページ31
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私の翼はホークスみたいに完全体じゃない
だから助走をつけないと飛び立つことが出来ないのだ
それに気付いた障子くんが複製した腕を使って私を空を投げてくれた
「警戒人物の月躬弖サーン！！」
「それは どうも…！」
角取さんの個性である角の最大使用数は4
つまり今全てを使っている彼女は私の攻撃を防げなく事は出来ない
しかし意識のある彼女を攻撃しても時間がかかってしまう
「鉄哲くんもらうね…！」
「あ！！だめデス！！！」
彼女の角で浮いていた鉄哲くんを奪う
空中で翼を解除しする
光のようにパラパラと翼が消えた私は重力に従って真下に落下する
このまま落ちたら私も意識を失って使い物にならなくなる
「ごめん 鉄哲くん」
地面に打ち付けられる瞬間に鉄哲くんを下敷きにする
彼の上になるように私も落ちれば多少は痛みが襲ってくるが動けなくなるほどでは無い
ギシギシと痛みで悲鳴をあげる体に鞭を打って走り出す
軽く操闇を召喚して鉄哲くんを持ち上げる
そこまで腕力のない私はこうでもしないと男の人を運ぶことが出来ないのだ
「月躬弖サン！！待つデス！！！」
後ろから角取さんが追いかけてくる
ほぼ傷のない彼女のほうが足が早い
というか元から彼女のほうがスピードが早いから追いつかれてしまうかもしれない
「角取は俺が相手する！お前は行け！！」
「障子くん…！ お願い！！」
障子くんが複製した腕を使って角取さんを抑え込む
おまけで骨抜くんもゲットしたけど2人も運ぶ余裕は私たちにない
とにかく私は牢獄に向かって走った
開けた場所まで走り続けてあと少しで牢獄にたどり着く
制限時間はあと3分しか残っていないから鉄哲くんを牢獄に入れるだけでいい
そう思って鉄哲くんを操闇から私自身に持ち変えようとした時
「負けるわけにはいかねぇんだよ！！！」
「…！」
鉄哲くんが目覚めてしまって油断していた私の顔面を殴り飛ばした
物凄い衝撃が頭に走って目がチカチカする
頭からヌルっとした感覚がして触ってみると手が赤く染った
口の中も切れてしまったようで血の味がする
「残り時間 お前をボコボコにしてやる！」
「月躬弖さん！！！」
頭を殴られたせいで焦点が合わない
立ち上がろうにも力が入らなくて何度も地面に打ち付けられてしまう
鉄哲も完全体じゃないからフラフラで私の元へやってくる
捕まった尾白くんが私の名前を叫んでいるけど答えるほどの余力がない
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あまね(プロフ) - かっちゃん‼️尊いな！ (11月20日 3時) (
レス) @page45 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
わかめし - 笑えない君も見てきました！すごく儚くて泣きながら読みました。こっちの拝啓シリーズはもう終わってしまったのですか？続いてくれるのを待ってます！毎日見るので！白昼夢や新しい作品も頑張ってください！ (2020年4月15日 18時) (レス) id: 7ee9cc8e34 (このIDを非表示/違反報告)
とわ(プロフ) - すごくおもしろいです！ (2020年3月6日 22時) (レス) id: 0c51310dc0 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫 - お疲れ様ですもう原作に追いつきますか('()')早い。見ててワクワクして楽しかったです!無料で読めるなんて作者さんに感謝です(占ツクを作ったh((((まぁいいか)これからも頑張ってください。私も勉強とか習い事がんばります。長々すみません！ (2020年2月27日 20時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 更新お疲れ様です〜！派閥5人組の絡みも好きですし、地味に仲のいい障子君との絡みも好きでした。AnotherStoryも楽しみです…！話に出てくる作者様のオリジナルキャラが増えそうな予感…？覚えられなさそうですが、楽しく読ませていただきます！ (2020年2月26日 22時) (レス) id: 82ef289687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月22日 18時
