175話 ページ26
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ざっと二試合が終わって一勝一敗
第一試合は比較的穏やかといったらあれだけど怪我人はほぼなく終えた
反対に第二試合は毒を使える個性の子がいたおかげでA組はボロボロだった
ヒーロー科の訓練からしたら当たり前の事だけど心操くんはやっぱり驚いていた
「月躬弖 ちょっといいか」
「はい」
ちなみに今は場所移動も兼ねて休憩時間
私たちは次の試合だった為 飯田くんと戦略を建てている時相澤先生に呼び出された
なんだろうかと思って行けば心操くんが先生の隣に立っていた
なんかこの二人親子みたい…
「お前さえ良ければ心操の話し相手になってほしいんだがいいか？」
「私ですか？」
「あぁお前が一番
「あー 分かりました」
こんな私が一番の正常者という地点でA組はかなり終わっている
＿＿＿＿＿＿＿＿ もちろん良い意味
相澤先生にペコリと頭を下げた後 心操くんの手を引いてその場を去る
「なんで俺って分かったの」
「直感だよね」
「…直感」
作戦を建てる途中だったから心操くんも連れて飯田くんの元へ向かう
私のコスチュームであるショートブーツは10cmのヒールが入っているから体育祭の時より目線が近くて話しやすい
「それにしても心操くんすごいね
捕縛布もそうだけど声の使い方とか個性の使い方とか予想外でびっくりした
体格もしっかりしてるし個性の使い方も上手いからすぐにヒーロー科に編入できそう」
ペタペタと心操くんの体を触っていると不思議そうな目で見られた
私の顔になんかついてるのだろうか？
それとも人に触られるのが嫌いなタイプ？
「月躬弖さんってもっと高嶺の花みたいな人だと思ってた」
「褒めてる？」
「褒めてる」
急に心操くんが私の頬を触ってきた
グイーと軽く引っ張られて私の顔はおかしな表情をしていると思う
「これでお互い様ね」
「あ そういうこと」
私に触られた分を仕返しにきたのか
心操くんって話しにくいのかと思ってたけどそんなことは無かった
あれか 轟くんタイプの人か…
「月躬弖さん次 試合なんでしょ
俺のことはいいからチームの所へ行きなよ」
「いやでも」
「俺は緑谷くんと話したいからさ」
気を使ってくれたのだろうけど心操くんが緑谷くんと話したいのは本当だと思うからお言葉に甘えてそうすることにした
｢ありがとう｣と軽くお礼を言って手を降れば心操くんは真顔のままだけど手を振り返してくれた
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あまね(プロフ) - かっちゃん‼️尊いな！ (11月20日 3時) (
レス) @page45 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
わかめし - 笑えない君も見てきました！すごく儚くて泣きながら読みました。こっちの拝啓シリーズはもう終わってしまったのですか？続いてくれるのを待ってます！毎日見るので！白昼夢や新しい作品も頑張ってください！ (2020年4月15日 18時) (レス) id: 7ee9cc8e34 (このIDを非表示/違反報告)
とわ(プロフ) - すごくおもしろいです！ (2020年3月6日 22時) (レス) id: 0c51310dc0 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫 - お疲れ様ですもう原作に追いつきますか('()')早い。見ててワクワクして楽しかったです!無料で読めるなんて作者さんに感謝です(占ツクを作ったh((((まぁいいか)これからも頑張ってください。私も勉強とか習い事がんばります。長々すみません！ (2020年2月27日 20時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 更新お疲れ様です〜！派閥5人組の絡みも好きですし、地味に仲のいい障子君との絡みも好きでした。AnotherStoryも楽しみです…！話に出てくる作者様のオリジナルキャラが増えそうな予感…？覚えられなさそうですが、楽しく読ませていただきます！ (2020年2月26日 22時) (レス) id: 82ef289687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月22日 18時
