占いツクール
検索窓
今日:40 hit、昨日:81 hit、合計:211,758 hit

139話 ページ40

.



座学の授業を終えて帰り支度をする

明日の数学の予習しなきゃいけないから参考書も持って帰ろう…

参考書を机の中から出そうと思って手を突っ込むけど見つからない



「あれ?」

「どうした?」



私がモタモタしているうちに4人は支度が済んだようで待ってくれている

私が慌てているのに切島くんが反応した



「数学の参考書がないの」

「俺の貸そうか?」

「いいの?」

「おう!!」



「ありがとう」とお礼を言って鞄の中に切島くんの参考書を入れる

その時 自分の参考書が鞄の中に入っていたことに気が付いた



「ごめん 自分の参考書鞄に入ってた」

「おー!良かったじゃん!」



鞄にしまった切島くんの参考書を再び取りだして返した

瀬呂くんは呆れながら「しっかりしろよー」と言っていて本当にその通りだよなと思った



.





今日の帰り道はやけに爆豪くんが静か

どうしたんだろう お腹でも痛いのだろうか

チラッと爆豪くんを見ればどうやら彼も私のことを見ていたようでがっつり目が合った

一瞬驚いたけど舌打ちされて目を逸らされた



「てめぇ個性はどうなったんだよ」



逸らしたかと思えば私に質問してくる爆豪くん

上鳴くんも「それ気になってた」と言う

瀬呂くんと切島くんが気まずそうな顔をした



「無くなったわけじゃないけどしばらく使えなくなった」

「は?どういうことだよ」

「まあ軽く無個性状態だよね」



爆豪くんが嫌いな「無個性」

嫌いなわけではないのかもしれないけど彼は弱い人間が嫌いなんだと思う

つまり今の私はそっち側の人間


切島くんが心配して「大丈夫か?痛いところはねぇか?」って小さい子みたいに私に話しかけてくるものだからつい笑ってしまった

だけど爆豪くんは私が笑ったことが気に食わなかったようで1人で寮に戻ってしまった



「あれでも心配してるんだよ爆豪」

「うん」

「てか本当にどうするんだよお前〜!!」

「うるさいよ上鳴くん」

「なんでそんな冷静なの!?ねぇ!!!」



すかさず瀬呂くんが爆豪くんのフォローした

大丈夫だよ ちゃんと分かってる

そう答えれば安心したように笑った

そして残された私たちは寮まで誰が一番早く寮に戻れるか個性なしで競争して帰った









その日から爆豪くんは私に素っ気ない態度をとるようになった

140話→←138話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (207 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
512人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

三毛猫 - 轟くん相変わらずイケメン(^^)頑張ってください (2月22日 13時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 大好きな作品です。更新これからも待っています。頑張って下さい! (2月22日 11時) (レス) id: c612da49fe (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すごい、面白い。やばい。頑張って下さい。 (2月22日 5時) (レス) id: 199549db1c (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 廃人さん» 聞いてみました!本当に似ていて驚きました笑 今後の展開と一部被ってたりもして…汗 (2月21日 19時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 三毛猫さん» 重ね重ねありがとうございます! (2月21日 19時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ばぐ | 作成日時:2020年2月16日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。