126話 ページ27
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甘いのがそこまで好きじゃない爆豪くんは何も注文せず私だけが黙々と白玉パフェを食べていた
学生がやっている出店だというのにレベルが高くてすごく美味しかった
教室の外にはまだ行列が出来ているので食べ終わった私達は席を立った
出口のドア付近でレジが置かれているので伝票を持っていこうとしたら爆豪くんが先に行ってしまった
「わー 爆豪くんイケメンだ」
「感謝の言葉も言えねぇのかてめぇ！！」
なんとお会計を済ませてくれていた
オシャレな黒革の長財布から野口英世さんと目が合ってびっくりした
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また人通りの多い廊下に出て楽しそうな出し物がないか見てまわる
お化け屋敷とかあるけどすごい人気で行列が半端ないから諦めた
人通りの多い廊下に行けば行くほど周りの視線が強くなる
私は最近慣れ始めたので気付かないフリをしているけど爆豪くんはイライラしている
歩いているとふと看板が目に付いた
【3ｰJ ドレスレンタル】
こんな私だけど可愛いものには目がない
その対象はもちろんドレスも該当する
「ねえねえ ドレス着たい」
「あぁ？ドレス？」
｢ほらあれ｣と看板を指させば分かりやすく嫌そうな顔をする爆豪くん
残念だけど私の辞書には｢気遣い｣という言葉がないので嫌がる爆豪くんの手を取って3ｰJ教室に行った
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繁盛しているのかと思いきや高校生にもなってドレスを着たがる強者は少ないようでガラリとしている
私が教室の扉を開けた瞬間 店番をしていた3年生がすごい勢いで私たちを見た
これには爆豪くんも驚いているご様子
「うわぁぁ！月躬弖ちゃんだ〜！！
どうしたの！？ドレス着てくれるの！？」
どうやら私のことを認知してくださっているようで3年生の先輩がドッと駆け寄ってきた
ここに来たということは私がドレスを着たいと思っている事だと察知した数名の先輩は既にドレス選びに移っている
「ドレスレンタルさせてください」
「もちろん！何着でも貸すよ！！
で隣の彼はどうする？タキシードあるけど」
私の手を握って大喜びしている先輩は爆豪くんを見て私にも聞いてきた
タキシードもレンタルしているらしい
私だけドレス着ていても変だし爆豪くんのタキシード姿も見たい
「彼もタキシード着たいそうです」
「おいっ！！勝手に決めんな！！！！」
爆豪くんはすごい怒ってるけど気付かないフリをしてドレス選びを始めた
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三毛猫 - 轟くん相変わらずイケメン(^^)頑張ってください (2020年2月22日 13時) (
レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 大好きな作品です。更新これからも待っています。頑張って下さい！ (2020年2月22日 11時) (レス) id: c612da49fe (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - すごい、面白い。やばい。頑張って下さい。 (2020年2月22日 5時) (レス) id: 199549db1c (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 廃人さん» 聞いてみました！本当に似ていて驚きました笑 今後の展開と一部被ってたりもして…汗 (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 三毛猫さん» 重ね重ねありがとうございます！ (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月16日 21時
