121話 ページ22
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それから私たちは本格的に練習を始めた
ピアノは昔習っていたから多分キーボードも同じ要領でやれると思う…というよりか出来た
私も実は才能マンなんじゃないかと自分で自惚れてしまう寸前だった
「ねえA」
「なーに耳郎ちゃん」
躓きがちなパートを繰り返して練習していると耳郎ちゃんから話しかけられた
たくさん歌ったんだろうと予想できるほどものすごく汗をかいている
「Aは歌わないの？」
「え？…あー…」
そういえば耳郎ちゃんにボーカルを誘われてから結局一度も一緒に演奏していない
やりたいなーとは思いつつも練習に力を入れていたから忘れてしまっていた
「ウチ Aの歌声が好きなんだ」
「うん 知ってる」
「だから一緒に歌わない？」
多分私はキョトンとした顔をしてると思う
ほぇー… そう来たか…
私はてっきり｢ウチがボーカルやっていいの？｣って聞かれるもんだと思っていたからびっくりしている
＿＿＿＿ 最近私の予想外れるなぁ
「ウチの声ってハスキーっていうか割と低めだからAのハイトーンボイスと合うと思うんだけど」
｢どうかな｣と私に聞いてくる耳郎ちゃん
言い始めたら耳郎ちゃんをバンドに誘ったのは私なわけなんで断ることなどできない
それに耳郎ちゃんと歌いたかった
「歌う 耳郎ちゃんと歌いたい」
そう答えば分かりやすく耳郎ちゃんは顔を輝かせる
私の手を取ってブンブンと縦に振り続けられてそろそろ手が痛い
耳郎ちゃんは私に｢ありがとう｣と満面の笑みで言ったあと自身の練習に戻っていった
けれど私にも不安要素はたくさんある
果たしてキーボード弾きながらボーカルなんて出来るのか？
そんな器用なタイプじゃないんだぞ私
「はぁ… 前途多難だぁ…」
後先考えずに答えてしまう自分の性格を初めて後悔した
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ついに文化祭シーズンまでやってきました
そしてキーボードを八百万さんから夢主様にチェンジさせていただきました…
原作に相反する内容となってしまいますが
どうか広い心でお許しください…
雑談ですが夢主様の歌声イメージとしては声優の日笠陽子さんみたいな感じです
果たして日笠陽子さんの声はハイトーンボイスの部類に入るのかどうかと言われれば…まぁ…
そちらも広い心でご了承ください
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三毛猫 - 轟くん相変わらずイケメン(^^)頑張ってください (2020年2月22日 13時) (
レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 大好きな作品です。更新これからも待っています。頑張って下さい！ (2020年2月22日 11時) (レス) id: c612da49fe (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - すごい、面白い。やばい。頑張って下さい。 (2020年2月22日 5時) (レス) id: 199549db1c (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 廃人さん» 聞いてみました！本当に似ていて驚きました笑 今後の展開と一部被ってたりもして…汗 (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 三毛猫さん» 重ね重ねありがとうございます！ (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月16日 21時
