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夕食を終えて1番最初に俺らが風呂に入れることになった
招待校だったこともあって他の参加校が気を使ってくれたようだ
1番最初に浴槽に浸かりたかったから古森たちを置いて先に風呂に向かっていると反対側から成瀬がパソコンとショルダーバッグを持ってやってきた
隣には他校のマネージャーがいて楽しそうに談笑している
「あ… 佐久早もうお風呂入るの?」
「他の人が入った後とかありえない」
「佐久早らしいね」
呆れ笑いに等しい笑みを浮かべた成瀬は俺の荷物を見て不思議そうな顔をした
なにかと思って俺も自分の荷物を見たけど特に変なところは見つからない
「シャンプーとリンスは?」
「…あ」
成瀬に指摘されて気付いた
シャンプーとリンス あとボディーソープも忘れてきてしまった
…しかも家に忘れてきた
だけど風呂に用意されているリンスインシャンプーを使うのは気が引ける
「私ので良かったら使う?」
「…借りる」
苦肉の策だが仕方がない
借りるなら古森か成瀬しかいないけど古森はきっとリンスを持ってきていない
成瀬は最早何でもバッグになっているショルダーバッグからクリアポーチを取り出した
旅行用サイズのシャンプーとリンス
あと洗顔とボディーソープが入っている
「私 食堂にいるから終わったら来てね」
「分かった ありがと」
礼を言えば成瀬はグッと親指を立てた
それから一緒にいた他校のマネージャーと一緒に食堂に向かって歩いて行った
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風呂から上がってタオルで髪を拭いていると普段と違う香りに自分で驚いた
…そういや借りたやつなんだった
いかにも成瀬が好きそうなチョイスの香りに少し慣れない感じがする
古森とか勘がいいやつはすぐに気付きそう
「おっ!ナイスタイミングだ!」
そんなことを考えているとタイミング良く古森と飯綱さんたちがやってきた
俺が服を着終わると同時に古森たちは服を脱ぎ始めた
風呂の広さはどうだった?とか湯加減は?とか聞かれて適当に返してると古森が俺に近付いてクンクンと鼻を鳴らしてきた
「…成瀬と同じ匂いがする」
別にやましいことをしているわけじゃないがそうやってドストレートに言われると恥ずい
「佐久早!成瀬と同じ匂いがする!!」
「おい!!!」
古森は俺を見て怪しく笑った後にわざと大きな声で先輩たちに聞こえるように言った
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らおう - ほんと俺に面白かったです!!これからも頑張ってください!! (2021年6月20日 17時) (レス) id: 167c20847a (このIDを非表示/違反報告)
Rena.(プロフ) - 稲荷崎のジャージって赤系の色だった気がするのですが… (2020年7月29日 20時) (レス) id: 1c1efba1d7 (このIDを非表示/違反報告)
rye(プロフ) - 46ページの鴎台の台が対になってますよ、! (2020年5月3日 18時) (レス) id: 17d389d2ff (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - 更新ありがとうございます!続き楽しみにしてます! (2020年4月29日 9時) (レス) id: 204a8dc5ce (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 犬になりたいさん» ありがとうございます!やはり夢がある女の子はかっこいいですよね!更新頑張ります! (2020年4月28日 17時) (レス) id: f0730c5fd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ばぐ | 作成日時:2020年4月19日 21時