30話 ページ31
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『俺は何もしてねえよ 奴らが勝手に火ィ付け合ってんだろう』
『さァさァ序盤の展開から誰が予想出来ただろうか！？』
『無視か』
気がついた頃には緑谷くんはゴールしていた
『今一番にスタジアムへ還ってきたその男…
緑谷出久の存在を！！！』
私の計画が台無しになってしまった
１位になれないならせめて2位にならなきゃ
2人が驚いて止まっているうちに私はゴールへ飛び込んだ
そして私に続くように爆豪くんと轟くんもゴールした
『さあ続々とゴールインだ！順位等は後でまとめるからとりあえずお疲れ！！』
順調とは言えないけどせっかく１位をキープしていたのに呆気なく緑谷くんに追い越されてしまった
なんとも言えない悔しさでいっぱいだ
「お疲れ月躬弖！2位とかさすがだな！
っておい！手から血出てるぞ！！！！」
ぎゅっと血が出るほど強く手を握っていたようで切島くんに止められてしまった
悔しくて答えることも出来ない
１位にならなければならないのになんで越されてしまったの？ましてや個性のコントロールが上手くできていない緑谷くん相手だ
「まぁよく頑張ったよ 次の試合もあるからそんな暗い顔すんなって！な？」
「2位の月躬弖がそんなとか俺らどういうリアクションしたらいいんだよ〜」
「次の種目で１位になればいい話だろ？」
いつの間にか上鳴くんと瀬呂くんも傍に来てくれてポンと肩に手を当ててくれた
瀬呂くんの言う通りまだ体育祭は終わってない 挽回のチャンスはまだまだある
あと2競技を１位で通過すればいい
「ありがとう 私絶対１位になるから」
慰めてくれた3人に感謝の意を伝えれば3人は嬉しそうに笑い返してくれた
「ほら 早くグラウンドに戻ろうぜ」
両サイドを3人に囲まれて会場に戻った
会場に戻ればミッドナイトが次の種目を紹介するべくステージに立っていた
「ようやく終了ね それじゃあ結果をご覧なさい！予選通過は上位42名！！
残念ながら落ちちゃった人も安心なさい！まだ見せ場は用意されてるわ！！
そして次からはいよいよ本選よ！！ここからは取材陣も白熱してくるよ！キバリなさい！
さーて第二種目よ！！
私はもう知ってるけど〜…
何かしら！？言ってるそばからコレよ！！」
先程同様 ババンっと派手な音を立ててモニターに種目が表示される
" 騎馬戦 "
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名無し - もうめちゃくちゃ好きです！！！！！（大声） (2020年3月2日 2時) (
レス) id: b192d8cc99 (このIDを非表示/違反報告)
朔月 - 夢主と轟が同率１位なら爆豪は三位になるのでは？ (2020年2月27日 18時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
巻 - 夢主かわいいかよ (2020年2月23日 21時) (レス) id: b1b8613275 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 黒武さん» 暖かいコメントありがとうございます！夢主様がヒーローデビューするまでしっかりと見届けたいと思っているので続編ともに今後もご愛読よろしくお願いします！ (2020年2月15日 8時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 主ちゃんの派閥妹感すごいかわいいです…。頑張って強くなって、良いヒーローになってほしいです！更新頑張ってください。続きが楽しみです！ (2020年2月15日 0時) (レス) id: 82ef289687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月9日 11時
