5話 ページ6
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真新しい制服を着た私は誰がどう見ても雄英高校の生徒だろう
担任の先生は私を見送ろうとしてくれたけどさすがにそこまでしてもうわけにも行かないから断った
雄英の制服を着て初めての登校はすごく誇らしい気持ちになった
通り過ぎる人達の輝いた瞳に写っているのは紛れもなく私である
雄英高校の制服を着ているだけで周りの目はこうも簡単に変わってしまう
全国民の憧れと言っても過言ではない
クラス分けの紙を見るとA組に私の名前が乗っていた
どうやら今年は特例で21人らしい
B組は変わらず20人だけど…
「A組ってどこなんだろ…」
クラスを把握したのは良いもののどこに教室があるのか分からない
廊下も広いしどこがどこに繋がっているのかも全く分からない
「お！もしかして君も1年A組？」
「え、うん」
黄色に黒のメッシュ髪
私の反対バージョンのような髪の少しチャラめの男の子に話しかけられた
「俺もA組！良かったら一緒に行かない？」
「いいの？」
「もちろん！俺 上鳴電気！よろしく！」
「月躬弖Aです よろしくね」
ニコニコと笑みを絶やさない上鳴くんはすごく好感が持ててヒーローに向いてると思った
上鳴くんと話しながら歩く廊下はなんだか少し明るく見えて楽しかった
今まで自分の感情を抑えてきたけど その必要はもうないんだ
「着いた着いた！ってか扉デカッ！！」
「…バリアフリーだ」
さすが雄英
扉の大きさも全国レベルだ
扉の向こうから楽しそうな声が聞こえてくる
どうやらA組の子たちはもう集まってるみたい
「上鳴くん 行こう」
「おう！」
予想外に重い扉を2人で開けるとギュンと視線が集まった
「おーすっ！俺 上鳴電気よろしく〜！」
「月躬弖A これからよろしくね」
慣れた様子で自己紹介する上鳴くんにつられて私も軽く挨拶した
茶色の髪をした可愛らしい女の子とメガネをかけた男の子駆け寄ってきてくれる
「うわぁ〜！可愛ええ子やね！！
私は麗日お茶子 よろしくねAちゃん！」
「おはよう！これから雄英高校でヒーローになる為に切磋琢磨しながら共に頑張っていこう！
飯田天哉だ！よろしく頼む！」
中学の頃はほとんど人と関わらずに過ごしてきたから上鳴くんといい この2人といい当たり前のように話せることが凄く嬉しい
これからの雄英高校での日々に胸が踊った
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名無し - もうめちゃくちゃ好きです！！！！！（大声） (2020年3月2日 2時) (
レス) id: b192d8cc99 (このIDを非表示/違反報告)
朔月 - 夢主と轟が同率１位なら爆豪は三位になるのでは？ (2020年2月27日 18時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
巻 - 夢主かわいいかよ (2020年2月23日 21時) (レス) id: b1b8613275 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 黒武さん» 暖かいコメントありがとうございます！夢主様がヒーローデビューするまでしっかりと見届けたいと思っているので続編ともに今後もご愛読よろしくお願いします！ (2020年2月15日 8時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 主ちゃんの派閥妹感すごいかわいいです…。頑張って強くなって、良いヒーローになってほしいです！更新頑張ってください。続きが楽しみです！ (2020年2月15日 0時) (レス) id: 82ef289687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月9日 11時
