放課後の出会いは唐突に。 (ページ7)

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「ロンジュンくん！全然座って！」

『ありがと、笑』

横に座ろろうと腰を下ろすロンジュンくんの白髪はさらさらと揺れていて、すごく綺麗。

ロンジュンくんの横顔も、すっごく綺麗で

じっと見ていると、ロンジュンくんが

『なに、俺に見とれた？』

なんてにやっと笑いながら言ってきた。

正直、見とれていたけど本人にそんなこと言うなんて恥ずかしい。

私は咄嗟に適当な言い訳を作った。

「いや、髪痛まないのかなって思って笑」

『え？これ地毛だけど？』

「うそ！？...ほんとに？すごくない？」

『嘘に決まってんじゃん笑』

『普通疑うだろ笑笑』

「ロンジュンくんひどくない！？」

真顔でしれっと嘘をつくから本当かどうか分からなくなる。

しかもロンジュンくんなら地毛が白髪とか有り得そうだもん。

ロンジュンくんはたこ焼きを頬張りながら

『てかAってなんで俺だけくん呼びなの？』

と、聞いてきた。

そう言われてから確かになんでだろう、と考えてしまった。

「...強そうだから？」

『...どういう意味？笑』

「白髪とか怖そうじゃん笑」

『ジェミンのピンク色の髪は怖くないのかよ笑』

「チソンを好きな人に悪い人はいないはず！」

JS「Aヌナ何言ってんの...」

「冷たいチソンたんも大好きだよ♡」

『ふーん。』

『てかたこ焼き冷めるけど？』

「えっ、あ、忘れてた。」

「ロンジュンくんありがとう！」

『んー。』

ロンジュンくんはたこ焼きを食べながら返事をしてくれた。

私もたこ焼きを口いっぱいに頬張っているとロンジュンくんが

じっと私の顔を見て、

『俺の事呼び捨てにして？』

と、唐突に言ってきた。

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