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私は早くなる鼓動を誤魔化すように、
「もう、からかわないでよ。」
と、少し、ロンジュンを睨むような形で見つめる。
だけどロンジュンは優しく微笑んだまま
RJ「からかってない、Aは可愛いよ。」
と、言ってくる。
「…調子狂うんだけど、、」
そんな真剣に言うことじゃないじゃん。
仮にも私はロンジュンのこと好きなんだから…
結局ロンジュンが食べていないいちごパフェを私の手前に移動して、意味もなく生クリームをすくう。
RJ「A、俺まだパフェ食べてない。」
「…ロンジュン変なこと言ったからあげない。」
RJ「ごめん、Aが可愛くてつい。」
「だ、から…そういうこと言うからだよ。。」
ロンジュンが急に、変になった…？
だって、今日の朝だって、サイダーとソーダのどっちが美味しいかの言い争いしたし、
ドンヒョクたちと弁当を食べている時も私のおでこにデコピンしに来たし。
無言でパフェを食べながらそう考えていると、私たちの席の近くで誰かが止まる気配がした。
顔を上げると、そこに居たのは。
「あ、ジェミナ…」
JM「おふたりさん、デートか何かですか？笑」
「ジェミンこそ、一人で来たの？」
JM「そんなわけないじゃん、誰と来たと思う〜？」
「…ジェノ？」
JM「正解はちとんあでした！」
「うわ、ずる。」
JM「あ、僕達もこの席座っていい？」
「え…私はいいよ。ロンジュンもいい？」
RJ「んー…ジェミンは、、まあいっか。」
JS「ジェミニヒョン…って、ロンジュニヒョンとAヌナ…」
「チソンたん今日も可愛いねぇ！保護していい？」
JS「お断りします。」
結局そのあとは4人でおしゃべりしながらスイーツなんかを食べた。
…あそこでジェミンが来なかったら、
気まずいままだったのかな。
ロンジュンをちらっと見ると、相変わらずジェミンとくだらない話をしている。
…私の考えすぎかな。
ロンジュンが私の事、好きかも、とか、そういうことを考えるのはやめておこう。
期待をしすぎちゃうと、あとで悲しんじゃうかもしれないから。
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作者名：ひょな | 作成日時：2021年1月20日 0時
