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yourside
ロンジュンが綺麗な形の目をこれでもか！
と開いて私の肩をゆっさゆっさと揺らしている。
「えっ、なに、なんなの。こわっ、え、なに！？」
RJ「A、よく聞け。俺は、韓国人じゃなくて、中国人だ！！」
…ん？
中国人？誰が？…ロンジュン？あ、そっか。
「…って、はぁぁぁぁぁ！？」
「な、な、なんで！？だって…ロンジュンが…えぇっ、！？」
RJ「嘘だろ、、」
「だって、…苗字、ファン、だよね…？」
RJ「うん。」
「ファンって、韓国人でもあるじゃん！ほら、SKY캐슬で出てくるファンウジュとか！あ、ファンウジュイケメンだよね。」
RJ「俺はSKY캐슬分かんないけど、とりあえず中国人。」
…まじで、？
RJ「俺韓国語べつに完璧じゃないだろ？」
「いや、釜山訛り的な感じかと…」
ロンジュンは、はぁぁ、と大きなため息をつくし
イーシン先生はにこにこしているし、
ヤンヤンは、A可愛いねぇ、なんて頭撫でてくるし。
RJ「A、罰としてこのあとパフェ奢って。」
「え、嫌だよ。ロンジュンが奢ってよ。」
RJ「はぁ、俺悲しいなぁ。こんだけ仲良いのに何人かも知られてなかったなんて…」
「嘘です、すみません！奢りますから！」
「ごめんね、ヤンヤン。大体の校舎の説明終わったから、多分行けるよね？ね？」
YN「うん、でも、俺ともまたデートしようね〜」
「デートは無理だけど遊びに行くのは行けるよ！」
それデートでしょ、とイーシン先生が呟いている。
ヤンヤンには少し申し訳ないけど、ロンジュンが怒ったら…うん、面倒だ。
ロンジュンが私の手を引っ張って、歩き出そうとする。
が、ヤンヤンがロンジュンになにかを中国語で話しかけた。
YN《好きな子に国籍も認知されてないなんて…可哀想 笑》
私はなんて言ったのか分からなかったけど、
中国人のロンジュンは余裕で分かるらしく、
RJ「大きなお世話だよ、A、デート早く行くぞ。」
と、言って、にやっと笑っている。
…デート？
「…え？デート？ちょ、デートなの！？」
ロンジュンは鼻歌を歌ってあるきだした。
そんなこと言われたら、繋いだ手、意識しちゃうじゃん。
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作者名：ひょな | 作成日時：2021年1月20日 0時
