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教室を覗くと、そこにはロンジュンとイーシン先生がいた。
「イーシン先生！あ、ロンジュンも。」
RJ「おい、俺の扱い雑じゃん！」
「ロンジュンはいつでも見れるけどイーシン先生はレアなの。英語選択してる私にとっては神なの。天然記念物なの。」
YN「あははっ、A変なのー！」
「まじでヤンヤンはイーシン先生の偉大さ分かってないね？」
「ほんとですよ…セフン先生に夢中になりすぎてました。」
LY「相変わらずセフン先生のこと好きだねぇ。」
「はい！勿論です！」
いや、もちろんイーシン先生のことも大好きですけども。
ていうか、ロンジュンがなんかむすっ、と不機嫌そうな顔をしている。
「なに、ロンジュン不機嫌な顔しちゃって。」
RJ「別に〜？」
「分かった！ロロたんが構ってくれなくなったんでしょ！」
RJ「違うわ！笑」
「じゃあなんで不機嫌なの？」
RJ「別に…そのさ、」
LY「キムさんが繋いでるその手だよ〜」
「ん？あぁ、これ？」
YN「Aの手ちっちゃくて可愛いもんね〜」
「ヤンヤンも可愛いよ〜」
YN「知ってるよ〜」
すると、ロンジュンは私の手とヤンヤンの手を離した。
イーシン先生が、わぁ、なんて言ってる。可愛いこして尊い。
RJ「あ〜、もう、Aってまじで…」
「え、なに、マジで繋いでるの気にしてたの？」
RJ「だったら悪い？」
「わ〜〜お！ヤキモチロンジュンだ！！」
YN「えっ、Aってロンジュンと付き合ってんの？」
RJ「何勝手に俺のこと呼び捨てしてんの？」
「付き合ってないよ〜、笑」
ロンジュンのことは好きだけどね。恋愛的な意味で。
そんなことヤンヤンにもロンジュンにも言えないから笑って誤魔化す。
YN「じゃあ俺にもチャンスはある？」
「……ん、？えっ、……what？」
YN「あは、Aおもしろい〜！」
今の話の流れからして、もしかしてそういうこと？
いやいやいや、ヤンヤンとは今日が初対面だよ？ん？
私が戸惑っていると、ヤンヤンは中国語でロンジュンに話しかけた。
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作者名：ひょな | 作成日時：2021年1月20日 0時
