34 ページ34
●
MK「そこは関係代名詞使うんだよ。中学で習っただろ？」
「オッパ、私が覚えてると思うの？」
MK「Aが英語出来ないのはずっとだよなぁ 笑」
「そうだよ、もう諦めてるから。」
マクオッパがロロたんの家に来て、もう30分。
ずっと英語を教えて貰っているけどオッパの発音良すぎて聞き取れないし
当たり前のように習ってないことを使って説明してくる。
分かりやすいんだけど、難しい...
英語に苦戦していたら隣に座っているロンジュンが
RJ『うわ、これだったら俺の方が英語出来るんじゃない？』
なんて言い出した。なんて失礼なやつ。
「私だって中国語話せるし！！」
RJ『へぇー、話してみてよ。』
「た、たーじゃーはお？にーはお？しぇーしぇー！うぉーあいにー？」
とりあえず有名な知っている単語をいくつか言うと、
ロンジュンは何故かニヤッと笑った。
なんでニヤニヤしているのかが分からなくって
「なんでニヤニヤしてるの？」
と聞くとロンジュンは私の耳元に顔を近づけてきた。
最近はロンジュンに何故かドキドキしてしまうから、緊張してしまう。
RJ『A、今言った中国語の意味わかってる？』
私の耳元でボソボソと話す声がくすぐったい。
ていうか、そんなこと言うために、？
分かるに決まってるじゃん。
「こんにちは、ありがとう、あいし...」
そこまで言って “ウォーアイニー” の意味を思い出した。
自覚した途端、恥ずかしすぎて顔が赤くなってしまった。
ロンジュンは
RJ『あいし...続きは何？』
と言って意地悪をしてくる。
私の心臓はさらに加速する。
もしかして、私。
ロンジュンのこと...。
認めたくない気持ちが、私の中で黙々と膨らんでいく。
●
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 504人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひょな | 作成日時：2021年1月20日 0時
