放課後の出会いは唐突に。 (ページ31)

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ロンジュンの言葉はもしや私の聞き間違いじゃなかったのか、

そう思ってロンジュンにだけ聴こえる声で

「...可愛いって聞こえたの、聞き間違いだよね？」

そう聞くと、ロンジュンは、目をぱちくりさせて

心底驚いたような顔で

RJ『なにそれ、A何言ってんの？笑』

RJ『自分のこと褒めてんのかーそうかそうか笑』

と言ってきた。

自分で自分のこと可愛いって言ってるようなものだと

思えてきて恥ずかしい気持ちと、

私の聞き間違いだったということに

安心した気持ちが入り混ざった。

RJ『まあ嘘だけど。』

「は？」

...もしかして嘘ってことは、

そう考えながらロンジュンの方を見ていると

ロンジュンは私の耳元に顔を近づけて

RJ『可愛いAちゃん。』

RJ『聞き間違いなんかじゃないよ、』

と囁いた。

私は急激に顔に熱が集まってきて、多分顔が赤い。

ほかの3人もその様子をみていて

HC「なになになになに！！！」

HC「今ロンジュンなにやったの！おい！！」

JN「A大丈夫？顔赤いよ。」

「だ、いじょぶじゃない...。」

JM「なに、何言ったの？ねえロンジュン！」

RJ『Aだけ知ってたらいいんだよ笑』

RJ『な？A。』

ただでさえロンジュンにはドキドキされていたのに

“ 可愛い ”

なんて言われるのは心臓が持たないよ...。

なんか、私ロンジュンのこと、

...そんなわけないよね。

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