ずっと寄り添って (ページ18)

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守るべきものページ18

お偉いさんたちがいる事務室。

坂本『先程は井ノ原が申し訳ありませんでした…』

無理やり頭を下げさせられて納得の言っていない井ノ原。

後ろでも長野がゆっきーの方を抱き立っている。

スタッフ『いえっ…』

お偉いさん達がいる事務室で謝れると思っていなかったスタッフ達はまたもやおどおどし始めた。

坂本『…ですが、これ以上メンバーの悪口を言うならば、こちらにも考えがありますので。

…あと念の為うちの事務所には通させて頂きますので、ご了承ください。

それと、こちらにも落ち度があったとはいえ、元々はそれらが原因を作ったんですから、ちゃんとゆっきーに謝罪していただけますよね？

人の努力と本人そのものを侮辱したんですから』

長野『やるじゃん！坂本くん！』

坂本『やることやっただけ』

長野『そんなこと言っちゃって～』

井ノ原『…坂本くん』

坂本『ん？』

井ノ原『ごめん…』

坂本『次からすんなよ。

まぁ今回はお前も悪いけど、次からは暴力じゃない方法でゆっきーを守れよ。』

井ノ原『…うん。』

長野『じゃあカミセンも待ってる事だし、今日はパーっとご飯食べに行こ！』

ゆっきー『肉ー！！』

廊下いっぱいに響く声で叫んだ。

井ノ原『お前、声でけぇーよ。』