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『え』

「…ナイスサポート、真希さん!」



後ろからがんじがらめに真依を苦しめている野薔薇は、思っていたよりも元気そうだ。



「おろしたてのジャージにばかすか穴開けやがって…Aさんとオソロなんだよ、ふざけんな!
てめえのその制服置いてけよ、私の夏服にしてやる」

「次は体の穴、増やしてやるわよ…あと、その足の長さじゃこれは着れないんじゃない?」

『いや待って野薔薇の脚…』

「帰るぞ、真依」



「野薔薇は足短い」とでもいうかのような彼女の言葉に反論しようとAが一歩踏み出した時。

さっき会ったばかりの東堂が現れた。



「なっ、そんな…伏黒は…」

「大丈夫だ、パンダたちがついてる。あとAが箒で硝子さんのところに連れていってる」

『…野薔薇、かっこよかった』



いつから気づいていたのか、手でAを指し示す真希。

大丈夫だよ、と安心させるようにAは野薔薇に笑いかけた。



「楽しんでるようだな」

「うっ、冗談。私はこれからなんですけど」

「駄目だ、お前と違って俺にはまだ東京に大事な用があるんだよ。高田ちゃんの個握がな!!」

「「「…へー」」」
『…あ、あの高田ちゃん?』



全く関心がなさそうな三人と対照的に、Aはある女の子を思い出していた。



『先月号のなんかの雑誌に“高身長着こなし“で出てた気がする』

「よく覚えてんな…」

「Aさん高身長じゃないですよね…?」

『野薔薇!?』



今から個握にいく様子の東堂と、それについていく真依。何はともあれ、争いは起こらなさそうで一安心だ。



「あんたたち、交流会はこんなもんじゃ済まないわよ」

「何勝った感出してんのよ!制服置いてけ、バカー!!」

「やめとけバカ。ここじゃ勝っても負けても貧乏くじだ。交流会でボコボコにすんぞ」



三人の気持ちは全く同じ。

交流会へのやる気がさらにみなぎっていた。







.→←女子ーず



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れもん - 好きです!(ゑ)更新待ってます!! (2021年4月23日 18時) (レス) id: 46613accf8 (このIDを非表示/違反報告)
なんなん(プロフ) - もち米の化身さん» すごく嬉しいですありがとうございます> <!飽きてなかったですか、よかったです笑  (2021年3月22日 23時) (レス) id: c1887ad742 (このIDを非表示/違反報告)
もち米の化身 - 面白いですね!あと、飽きませんよ! (2021年3月21日 23時) (レス) id: 356bd7e73b (このIDを非表示/違反報告)
なんなん(プロフ) - ムスメ3さん» 世界がガッツリ!ってわけではないです!呪文、出身校、家柄、両親の仕事ぐらいですかね。わかりづらかったらごめんなさい泣 (2021年2月14日 21時) (レス) id: c1887ad742 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 初めましてこんばんはもしかしてハリ〇タの要素あり的な感じですか? (2021年2月14日 21時) (レス) id: 43c62374c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なんなん | 作成日時:2021年2月6日 23時

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