見た目ツッパリで強いのに、違うという。ふぉー【今日から俺は】

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Aside


ゴロー｢お〜し…｣



岩田｢よいしょ、行くよ、はい、はい…｣


果たし状を出してきたらしい。

果たし状とは。
なんぞや

というくらいにこいつらはゲームしてる。


ユタカ｢おい、行かねえのかよ！｣



紅野｢フフッ行くわけないじゃんからかってやったんだよ｣


こういうやつだ


ユタカ｢ざけんなよ‼勝負するんじゃなかったのかよ！｣


！！ﾋﾞｸｯ！！


紅野｢もう！ちょっと大きな声出さないで。落ち着けって｡大丈夫？黒羽。びっくりした？｣


子供扱いするな。
と言いたいが……


紅野｢ほら、少し震えてる…｣


大きい音が嫌い…いや、苦手なのだ。
喧嘩の時は夢中だから気にならない。
大きな声は特に苦手だ。


A｢…大丈夫｣


それでも少し恐くて、隣で遊んでいた紅野の袖を軽く掴んだ。


紅野｢大丈夫…大丈夫だからね｣


よしよし、と言って頭を撫でてくれる。

ほっとする


A｢(ｺｸﾘ)｣


紅野は良かったと呟いて、ユタカに向き合った。


紅野｢明日…明日ね必ずやろう。あの2人を。うん。それはいいとしてさ、大きな声出さないでよねー全く…｣


ユタカ｢すっ、すまねぇ……でもよ！！果たし状ってのは！タイマンするために出すもんだろうが｣


紅野｢タイマン？｣


紅野・岩田・ゴロー｢アハハハ…！｣



ユタカ｢何がおかしいんだよ？｣

ユタカ…もう気づきなよ…



紅野｢ダッセェ！ちょっとやめてよユタカちゃん 面白過ぎ｣



ユタカ｢俺は…俺はこの気持ちにケリつけるためにタイマンやりてぇだけなんだよ｣



そんな熱い気持ちも、こいつら相手に言えば無駄になる

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