22.Ino ページ22
俺の腕の中でビクッと身体を跳び跳ねさせたA
｢い、井ノ原さん！｣
片手で抱きしめたまま、窓を開ける
｢おかえり｣
剛が笑顔で俺たちにそう言う
｢なんでいんだよ｣
｢いつまで、抱きしめてんだよ｣
｢うるせーな、邪魔すんなよ｣
｢邪魔すんだろ｣
｢…………｣｢…………｣
｢あ、あの！！井ノ原さん、とりあえず離してくれませんか！？｣
慌てるA
｢えぇー、やだ｣
｢こ、困ります｣
｢困らせんなよ。離せよ、おっさん｣
｢お前もおっさんだからな！｣
｢うるせーよ｣
｢もう！井ノ原さん！｣
｢わーかったよ｣
手を離すと、剛の方を見るA
｢電話、出なかったから心配した｣
｢ご、ごめんなさい｣
｢まぁ！過保護ねー｣
｢ちょっと、黙ってろよ。
とりあえず、降りてこい｣
｢あ、はい｣
素直に降りようとするAの腕を掴む
｢え？｣
｢まだ、デートは終わってないけどー｣
｢えぇ？｣
｢チッ、終わったよ。｣
｢家に帰るまでがデートなんですー｣
｢帰ってきてんだろ。｣
｢まだ、入ってないじゃん｣
｢あーいえば、こーゆうな。めんどくせー。
ほら、降りろ｣
ドアを開けて、俺の手からAを奪っていく
｢あ｣
降ろされたAか、俺を見て｢ありがとうございました｣困った顔をして、そう言った
｢じゃーなー｣
剛が俺に手を振る
｢………何する気だよ｣
｢なんもしねーよ。部屋まで見送ったら帰る｣
｢おま、部屋まで行く気かよ！｣
｢ふ、2人とも、ここで大丈夫なので！
森田さん、心配かけてすいませんでした！
無事、ですので……｣
｢………別に、心配だったってだけじゃないし。｣
｢え？｣
｢……お前に会いたかったから｣
耳元に近付いてそんなことを言った剛の顔を赤い顔をして見るAが、可愛く見えた
……やっぱり、剛に対して、あんな顔すんだな…
って、ズキズキした……
だからって、諦める気なんか全然ないけど。
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花那(プロフ) - 西鶴さん» イノッチ贔屓でしたか😆同じですね💚ここまでお付き合いありがとうございました😊またよろしくお願いします❤️ (2022年3月18日 19時) (
レス) id: 6e09a5c586 (このIDを非表示/違反報告)
西鶴(プロフ) - こんばんは。花那さんと同じくいのっち贔屓の私です。いのっちエンドも剛くんエンドも最高でした！そして完結おめでとうございます。気が早いですが次回作密かに楽しみにしてます❤︎ (2022年3月18日 17時) (レス) @page37 id: 6dde35b37e (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - 西鶴さん» 返信遅くなってごめんなさい💦花那名義の方がなぜかコメント欄がエラーで返信出来ずなので、hana名義での返信です💦両パターンエンド進めておりますので、しばしドキドキしてお待ちを❤️💚 (2022年3月15日 17時) (レス) id: 9169b54294 (このIDを非表示/違反報告)
花那(プロフ) - 栞さん» 教えていただきありがとうございます！！外し忘れてたですー💦💦 (2022年3月13日 3時) (レス) id: 0608de9584 (このIDを非表示/違反報告)
花那(プロフ) - ひささん» いつも応援ありがとうございます！両パターン、いっちゃってみようと考えております😁ドキドキを提供出来るようガンバりますね💪 (2022年3月13日 3時) (レス) @page5 id: 0608de9584 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花那 | 作成日時：2022年3月12日 13時
