GUILTY #Masayuki

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「いつまで手伝えばいいんだよ？ 」



ペットボトルを私に手渡しながら、苦笑いした先生。




「うーん、わかりません。でも、人が足りないんだもん。」




「休憩の回し方が悪いんだろ。」




「それは、私の管轄外でーす」




ふぅ、と肩を竦めた先生




「【私が良い記憶に変えてあげる】んじゃなかったの？

今んとこ、変わってなさそうなんですけどー？笑」




「……まだ、始まったばかりですけど？」




「ここから、巻き返しがあるわけ？」




「………ある、かも？」



「あるんだ？笑

いつよ？」



「えーっと……きゅ、休憩後？とか？」




「へぇ？何してくれるの？」




私の顔を覗き込むようにして笑う先生に



ドキドキする。




「せ、接客します！あとで、お客さんとして来てください」



「楽しませてくれるんだ？笑

どうやって？」


ニヤニヤ笑う先生は、なんだかイジワルな顔してる。



「………なにして欲しいですか？」



「聞くのは反則だろ 笑」




「……だって、何したら喜んでくれるかわかんないんだもん。」



そう言うと、ケラケラと楽しそうに笑った。




『ピンポンパンポーン…

坂本先生、至急職員室までお願いします』




「あ、しまった！見回りの時間だ！」



校内放送から聴こえた呼び出しに



腕時計を見て慌てた顔をした




「あ、ありがとうございました。あとは頑張ります」



「おぅ。頑張れよ！」って、私の頭をポンポン、とした




カーテンの先へ出て行く前に



「じゃあ、また後で来るから。

……期待してまーす」



って、またイジワルな顔をして笑って出ていった。




「もぅ。」なんて言いながらも、



こんなやり取りが、たまらなく楽しくて…嬉しかった。

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