検索窓
今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:6,664 hit

Return to the beginning...Go Side Story ページ43

*Go



いつものように起きるのが、だりー朝。



それでも、時間は待ってくれねーわけで




もうすぐ深谷が迎えに来る。



野郎に叩き起こされるのなんか絶対に嫌だから



二度寝はしない。



顔を洗って支度をして



コーヒーを飲んでいたら




ブブッと、スマホが震えた。




あぁ、深谷が来た




スマホをチラッと確認だけして靴を履く



玄関の鍵を閉めてエレベーターのボタンを押してから



LINEを開いた



A着きました




そのまま、スマホをポケットに仕舞いかけて



もう一度確認




【A】




「………え?A?」




思わず独り言。



なんで……




その、LINEに浮かぶ、ただの名前にも、ドキッと心臓が跳ねてる俺。




「…………」




……Aが、来てる?




え、なんで……



到着したエレベーターに乗り込んで、【閉】ボタンを連打。



早く下に降りたくて、



【B1】を何度も何度も押す。



押したって早く下に着くわけじゃないって解ってるけど



落ち着かなくて、何度も押す。




狭い箱の中を、猛獣の如くウロつく……




ポーン…音ともにゆっくりと開く扉



いつもよりも、ゆっくりに感じて苛立つ。




開き切る前に身体をねじ込んで無理やり降りる。




いつもよりも早歩き



いや……走ってんな。




駐車場へ出て、いつもの場所を見ると


いつもの車が停まってて




運転席を見ると




「……Aだ」




間違いなくAが乗ってる。




「………なんで?」




なんで深谷じゃなくてAが来てるか、わかんねーけど




………自然と緩んでる……



俺の顔。

ー→←ー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
設定タグ:V6 , ComingCentury , 森田剛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

花那(プロフ) - ひささん» 癒しと言って頂けてとても光栄です🥰私の中で、❤️くんは分かりにくい優しさに溢れた人ってイメージで、それがちゃんと出せているようで、とてもうれしいです😊お互いバタバタの夏休み、がんばりましょう 笑 (2022年7月31日 15時) (レス) id: 6e09a5c586 (このIDを非表示/違反報告)
ひさ(プロフ) - 剛くん優しい☺️剛くんの優しさがとてもあたたかくて、自分も人に対してこうありたいなと思います☺️夏休み、忙しいですね💦私も毎日バタバタです😅そんな中、花那さんの物語りが癒しです☺️次の章も楽しみにしてます! (2022年7月31日 13時) (レス) @page49 id: d7d462c614 (このIDを非表示/違反報告)
花那(プロフ) - ひささん» いつもありがとうございます😊そうなんです。今回は少し違うパターンで迷いながら進んでおります。色んな答えがあってもいいのかな…とか。どんな展開になっていくのか楽しみにしていてください❤️ (2022年7月20日 0時) (レス) @page27 id: 6e09a5c586 (このIDを非表示/違反報告)
ひさ(プロフ) - 今回は今までとは少し違うGUILTYシリーズですね!いつもの切なさもありますが、その先の幸せももしかしたらあるのかな?っと思っちゃいます。そこが剛くんの純粋で真っ直ぐな内面と綺麗にマッチしていて、とても好きです☺️また明日も楽しみに待ってます! (2022年7月19日 23時) (レス) @page27 id: d7d462c614 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:花那 | 作成日時:2022年7月11日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。