GUILTY 3 #Go

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｢どうすんの？｣




｢………言いませんってば。｣




｢はぁ…頑固やな。

これ以上無理すると、身体に良くないよ？｣




｢………無理、してません。｣




｢なんで、言わないの？好きだって言うだけだよ？｣




｢そんな、簡単なものじゃないじゃないですか。

私……既婚者ですし。｣




｢っていうか、やっぱ好きなままなんだ？｣




｢…………｣




｢バカだねー 笑｣




｢うるさいです……岡田さん。｣




｢不倫上等だよ。｣




｢バカなこと言わないでくださいよ｣




｢一回や二回の失敗、誰だってするんだから、開き直っちゃえば？｣




｢……他人事だと思って……｣




｢んー……

まぁ正直、他人事だけどさ、２人とも俺の大切な人だから。

ちゃんと、幸せな道を進んでほしいじゃん？｣




｢………岡田さん……｣




｢で？言う？｣




｢……言えませんよ。｣




｢だぁ！！頑固！！

俺がここまで言ってんのに！｣




｢………困らせたく、ないです……｣




｢………剛くんは、困らないよ。｣




｢……困りますよ、絶対。｣




｢まるごと受け止めてくれると思うけどねー｣




ポーン、



エレベーターが止まって、扉が開く




｢……俺は、２人を応援してるよ。

じゃあね｣




岡田さんが私の背中をポンポンと、叩いて下りていった。




【まるごと、受け止めてくれると思うけどね】




………困らせるよ、絶対……




………困る……



剛さんの笑顔を思い出して……




胸が、ヒリヒリとした

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