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店は騒然。砂漠のいちごがなんだ。とエースが死んだ。とたちまちに噂が立った。
…寝息が聞こえるから、寝てるだけだと思うが…
静かに食事を完食する。
ばっ、とエースが顔を上がれば、店内からは悲鳴。
生き返った！と声がする。
とりあえず今必要なのは拭くものだろう。とさっきまで顔を突っ込んだ勢いで飛び散った食事を拭くのに使っていた布巾を渡す。
エース「サンキュ…はぁ、いやぁ参った。寝てた。」
寝てた！？と騒然とする店内にエースは何が何だか。という様子で再度食事を始め、また寝た。
…すぐ起きてまた顔を拭き、食事を完食して店主に本題を持ちかけた。
その時、この店の扉が開き、知った匂いが店内にふんわりと漂って俺は咄嗟に頭装備を閉めた。
「良くもぬけぬけと大衆の面前で飯が食えるもんだな。白ひげ海賊団2番隊隊長。
…ポートガス・D・エース。」
その発言で一気に店内は凍りつく。
……うわぁ、やっぱりだ。スモーカーさんだ！
バレませんように！と顔を逸らすが、スモーカーさんに睨まれたので、確定でバレているのだろう。
エースとスモーカーさんの舌戦を横目に「ゴムゴムの〜…」と聞こえ、嫌な予感がした俺は速攻でその場を5歩ほど離れた。
『店主さんそこからあなたから見て右に3歩避けた方がいいっすよ。』
「ロケットぉ〜！」
扉から突っ込んできたルフィにスモーカーさんとエースが一緒に吹っ飛ばされた。
…うっ、わぁ…………ルフィそんなことしてスモーカーさん、が怒らないはずないッスよ！
そう心の中で思いつつ、ルフィは店主に食事の催促をして、店主は混乱しつつも食事をルフィに提供した。
…俺はとりあえず、ルフィの隣に座った。
ルフィ「お？お前もいたのか！ところでこの穴はなんだ？」
ルフィの発言に店中から突っ込みが入る。
…お前がやったんだよ。
もりもり食べるルフィを見ていれば、少し大きな音が聞こえ、音の方向へと振り返った。
俺の目に写ったもの…それはエースの顔面を地面に沈めるスモーカーさん。
スモーカーさん、怒ってるよなぁ……
スモーカー「麦わらぁあああ！！」
スモーカーさんはこちらに走ってきて、ルフィの目の前で止まった。
スモーカー「探したぜ麦わら…やっぱり来たか、アラバスタへ。
……食うのをやめろ！！！！」
どうやらルフィとスモーカーさんは面識があるようで、ルフィはしばらく経った後でスモーカーさんに食べカスを吹きかけた後
ルフィ「あん時の煙！？なんでこんなとこに！」
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作者名：みるつき | 作成日時：2022年9月6日 5時
