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我が主は今日も凛々しくお勤めのご様子…おっと、まじまじ見ていては失礼に値するな。

「ではそろそろ、出陣の時間だな。長谷部、ほかの者に声をかけておいてくれ。」

『はい、今すぐ。なにかあればすぐ呼んでください。何があっても駆けつけますので。』

主はわかった。と端的な返事だけを返してくださった。ので、部屋から出ようと襖を開けた時、取っ手にかけた右手とは反対の袖を掴まれる。

『…?主、どうかなさいましたか?』

「あぁ、今日は君も一緒だからな。よろしく頼む。とな。」

成程、如何なる時も声をかけてくださる主は良いお方ですね。

『…そのお言葉に感謝を。』

主は止めて悪いな、行って構わない。と袖を離してしまったので、仕方なく部屋から出る。
…せっかくならもう少し袖を掴んで頂きたかったものだ。



他の者を集め、玄関前にて主を待った。
…ここの本丸の主は自ら戦場へと赴くため、俺の他にこの場には4人しか居ない。
今日のメンバーはと言うと、秋田藤四郎、骨喰藤四郎、一期一振、石切丸というなかなかバランスのとれたメンバーだ。
そして…主は基本的に誰かから刀を借りて振るう。今日は…

「済まない、遅れた。では借りていくぞ燭台切。」

燭台切「うん、気をつけてねAくん。」

太刀 燭台切光忠。
……実の所、まだ俺は主に使っていただいたことがなく、実に羨ましい…本体を他人に預けることへの不安は主といえど、ないと言えば嘘になる。だが、我らの主は強かなのだ。




時代遡行軍との戦い。
それは熾烈なもので、俺達ですら怪我をすることだってある。
…それ故、あまり主がこの地に赴くのは、些か考えものだ。

そう、今みたいな状況も起こりうる。
現在、主以外の刀剣は中傷〜重症。主が無傷なのが1番の幸いとも言えるが、時代遡行軍との戦いの真っ最中、しかも、目の前には三体の敵。見るからに打刀2振り、太刀一振。

「君たちは、ここらで息を潜めていろ。アレは僕が片付ける。」

『!?、主、それは許しません!まだ俺は行けます、せめてお供を…!』

主は燭台切にかけていた手を下ろし、こちらを振り返る。

秋田「そうです!僕もまだいけます、一人で行くなんて、無茶ですよ…!」

主は秋田の目線に合わせるよう、しゃがみこみ、ゆっくりと頭を撫でた。

「…心配しないでくれ、アレを倒せば今回の任務は終わりだ。」

石切丸「そうだよ…君は僕たちと違い、生身の人間。ケガをしても、すぐには治らないんだよ…」

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作者名:みるつき | 作成日時:2021年12月24日 0時

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