検索窓
今日:4 hit、昨日:17 hit、合計:17,799 hit

ページ18

蜻蛉切におぶられて暫く経てば、本丸…もとい、神社に着いたようで玄関先でも廊下を走る音が聞こえる。

長谷部「こらっ!!お前ら走るな!!!
…主!お帰りなさいませ…どうなさったのですか?」

『いやなに、帰り際に靴が壊れてしまってな。少し歩きづらいところを蜻蛉切がこうして運んでくれたんだ。』

蜻蛉切に感謝を述べて背中からおりる。

蜻蛉切(耳は平常通りだな…もう痛みも引いたようで何より…)

長谷部「成程。蜻蛉切、感謝する。」

なんで長谷部も感謝を述べる必要があったのか分からないが、奥から燭台切が昼食だと呼ぶ声が聞こえたので、一度部屋に戻り、手を洗ってから広間に顔を出した。

昼は蕎麦らしい。
燭台切は料理を大層気に入っているらしく、麺類を作る際は、麺から作っているので、これもきっと自ら打って出しているのであろう。
今朝揚げたであろう天ぷらが乗っていて、実に美味しそうだ。

……あれ。

他のものの蕎麦の器と自分のを見比べる。
…他のものの蕎麦に乗っている天ぷらは海老が2本に春菊が乗っていて彩りが良い。
対して、僕のはといえば海老が3本乗っている。

燭台切「あぁ、ごめんねA君。春菊切らしちゃって。代わりに海老を1本増やしたんだ。それで許してくれるかい?」

…許すも何も

『…大丈夫だ。』

燭台切「ありがとう。じゃ、食べようか。」

各自いただきますをして蕎麦を啜り始める。
…美味しいな。燭台切は本当に料理が上手だ。刀でなければ料理屋の亭主をしていてもおかしくないな。

燭台切(あ、しっぽ揺れてる!美味しかったんだね、良かった。
にしても、さっき咄嗟にウソ吐いちゃったけど、少し嬉しそうに笑ってくれたなぁ…普段もこれくらいわかりやすいといいんだけど…

……いや嘘、普段からこんなに分かりやすかったら、絶対僕ずっとA君に付きっきりでベッタリしちゃう。)

…食べきってしまった。
完食して汁まで飲みきったのに感じるまだ行けるぞという気持ち。
…少し食べ足りないな。そう思うが我慢だ。あまり間食などをしてしまうと太ってしまうからな。
名残惜しさを感じながらごちそうさまをすれば、長谷部がまた盆を奪い去っていった。

巴形「…主は可愛らしいな。」

『…は?』

巴形はゆっくりと僕の頭を撫でて薄く微笑む。
な、なんだ…?

巴形「いや、思っていたことを口にしただけだ、主は可愛らしい。どれ、少しよってくれないか。」

巴形の言う通り、少し身を寄せてみる。

|→←|


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!

今日の近侍

宗三左文字


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , とうらぶ , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みるつき | 作成日時:2021年12月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。