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幸せが80個 ページ40
A「ん…」
目が覚める。ここは…私の部屋か…。そう言えば、夜桜製糸場で倒れてから、どのくらい時間が経っているのか確認した。
A「…嘘でしょ」
もう、あの日から1週間も経っていた。とりあえず、寝たままだっから身体中が痛いし、髪はボサボサ。取り敢えずボサボサになった髪を整えようと、洗面台に立った。鏡を見ると、白のメッシュが一房だけあるではないか。
A「な、ナニコレ…」
もしかして、あの時にできたものなのか…？
A「取り敢えず、着替えて七悪のところ行かなきゃ！」
七悪の部屋に行ったが七悪はおらず、ならリビングかと足を運ばせた。
A「七悪！いる！？」
七「A姉ちゃん！？」
六「A姉ちゃん！起きたの！？」
太「俺、みんな呼んでくる！」
すぐにリビングには兄弟全員が集まった。
A「取り敢えず、何で白髪に変化したのか教えてもらえる？」
七「それが…その…僕にもわからないんだ。何で急に髪の毛の一部が白髪になったのか、調べてもわからなかった…。ごめん、何もできなくて…」
A「わかった、いいよそれで。専門の七悪ですら解明できないんだ、わからないことがあっても仕方ない。解明しようと一生懸命調べてくれたんだね、ありがとう七悪」
七「…うんっ…！」
七悪の頭をそっと撫でた。でも、部屋にすぐ戻された。七悪から「安全第一ね？抜け出したら、僕本気で怒るから」と釘を刺された。兄妹からは、すごく抱きつかれた。
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作者名：Yuma | 作成日時：2023年8月24日 11時
