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幸せが67個 ページ27
朝、誰かに頬を優しく触られる。
凶「お姉ちゃんが僕と結婚したAって人か！おはよ！」
A「…あ、おはよ」
目覚めると、視界に入ってきたのは6歳の凶一郎だった。朝から推しの幼少(しかも笑顔)の姿見られるとか最高かよ。
確か、普通の栄養剤と一時的に心身が退行する薬を飲み間違えたんだっけ…。取り敢えず、身支度しよう。
A「す、少しだけ待ってね」
凶「わかった！」
それだけ言うと、すぐに顔を洗い、歯を磨く。アイロンを使い寝癖を直し、すぐに着替えた。
A「お待たせ、凶一郎」
凶「ううん、全然待ってないよ。それより、僕行きたいところあるんだけどいいかな？」
A「いいよ。どこに行きたいの？」
凶「六美と結婚した太陽っていう人の部屋！」
A「いいよ。でも気付かれないように静かに行こうね」
凶「うん！」
あっっっ、推しの笑顔可愛すぎでは。
一緒に部屋を出て、太陽の部屋に行く。その道中ミニ凶一郎と他愛もない話をした。
凶「ねぇ、何でAは僕と結婚したの？」
A「何でって…凶一郎が好きになったから」
凶「僕を？」
A「うん。カッコいいところや甘えん坊なところとかその他諸々含めて、凶一郎の全部好きになったの」
凶「そうなんだ！」
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作者名：Yuma | 作成日時：2023年8月24日 11時
