今日:57 hit、昨日:224 hit、合計:14,453 hit
小｜中｜大
幸せが66個 ページ26
アイさんが夜桜家に来て、少したった夜。いつものように寝ていた。
その日は珍しく夢を見た。
A「ここは…？」
気付けば縁側に座っていた。
つ「ここは私の血による、私の夢の中」
私の隣に座ったのは、初代夜桜当主の夜桜つぼみだった。
A「でも、あなたはつぼみの良心、ですよね」
つ「ええ、やはり転生しただけあるわね」
A「！？なんでそれを…！」
つ「百から聞いたの」
笑いながら答えるつぼみ。笑顔がとても可愛い。
つ「あまり時間もないから、手短に済ませるわ。
お願い、お父さんを倒して」
A「大丈夫ですよ、言われなくともあんなクズは倒します。それに、アイツはいつかはうちにやって来る。もちろん、あなたもです。
倒すのは、まだ先になるかもしれません。それでも、必ずアイツを家族全員で倒しますよ」
つ「頼もしいわね」
つぼみはまた笑った。
A「！」
辺りが黒くなり始める。
つ「『私』が目覚めかけてる。一旦お別れね。でも、この夢を"ただの夢"か"現実"ととるかはあなた次第。
じゃあ、お願いねA」
A「うん。任せて」
そこで目が覚めた。手には消えていく桜の花弁が。
A「夢じゃない、現実…！」
でも、不可思議な点が1つだけ。私はつぼみの血を取り込んでいないのに、何故彼女の夢の中へいれたのか。普通は太陽だけのはずだ。
A「どういうこと…？」
後日、
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Yuma | 作成日時：2023年8月24日 11時
