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幸せが63個 ページ23
四『嚢胞を目標にしつつ、少しでも攻撃を重ね葉桜を消費させ…』
皮「そんな小細工で崩せるほど、葉桜は脆くない」
大きくなる皮下の右肩は襲いかかってきた。
二「いくよA、辛三」
A·辛三「うん」
二刃に投げられ、辛三とほぼ同時に攻撃をする。
辛「剛嵐」
A「舞桜」
そして、鬱金の中に入っていた嫌五が皮下に穴を開け、七悪の毒ガスで動きを阻害する。
全ては、凶一郎が放ち二刃が研ぎ澄ました一撃を、確実に叩き込むためだ。
『極東風』を皮下に放つも、攻撃をし返してきた。凶一郎と二刃は回避した。
四「…おかしいぞ。あれだけ毒や打撃を受けても、葉桜の消費が見られない…！？何事もなく濃縮が加速してる…！」
さて、太陽は気付くであろうか…。もう一つの糸に。
太陽「凶一郎兄さん！！」
気付いたようだ。凶一郎は太陽の顔を見て、お義母さんの遺体が、皮下の真下にあると確信した。
凶「……、……！…わかった」
四『凶一郎！間もなく奴の起爆が…』
凶「わかってる。次の一手で決める。
A「りょーかい」
六『えっ…』
辛「太陽が！？」
七「危険なんじゃ…」
嫌「へえ、面白そ！」
四『…意図はわからんけど』
二「やるまでだよ」
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作者名：Yuma | 作成日時：2023年8月24日 11時
