俺の妻がイケメン過ぎるby 凶一郎2 (ページ13)

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幸せが53個ページ13

私たちは今、夜のお花見に来ている。

相撲をしている二刃と万さんを横目に見ながら、京子さんとゴリアテと一緒にお団子を食べている。

京「美味しいかい？」

A「はい、とっても！」

京「それは良かった」

一方、私の夫である凶一郎はと言うと…。六美と自分が写った写真を撮っている。向こうでは、七悪と四怨がデュエットをして歌っている。辛三に歌が変わると、デスボイスが聴こえた。

暫くして凶一郎が隣に座った。そして、しおりが配られ、それを確認する。

六「えーそれでは、明日の計画の確認を始めます。皆さん、お手元のしおりをご覧下さい。

今回の夜桜前線の目的その一は『タンポポ幹部皮下の逮捕』。これは日本警察の依頼でもありつつ、なにより夜桜家を狙う組織を一掃することが主目的です。
そのニ、『実験体の解放』。アジトに不当拘束されている人材の救出です。これはヒナギクの依頼として連携していきます。
そして三つめは、『夜桜百の真相解明』。父さんの動きだけは予測がつかず、計画に組み込むこともできません。不足の事態に備えつつ、各々計画通り全力で臨んで下さい。

それと、ゴミはちゃんと各自持って帰ること！いいですか、家に帰るまでが任務です！」

隣に凶一郎は勿論いない。太陽もいなくなっている。これは私に内緒にするんだね、凶一郎。『お義母さんの遺体を回収し、この夜桜の地で安らかに眠らせる』任務を。

まあ、全部知ってるからいいけど。

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