今日:112 hit、昨日:224 hit、合計:14,508 hit
小｜中｜大
幸せが42個 ページ2
「長男夫婦は強敵だ！一斉にかかれ！」
一斉に葉桜部隊がかかってくる。
凶「霧繭」
A「散り桜」
敵の体に無数の切れ込みが入る。
凶「強敵か、安く見られたものだ」
A「屋敷に近づくことすらできないのに…。私たちが手を出すまでもないね」
遠くに目をやると、ゴリアテが暴れている。だが、屋敷に向かって吹き飛ばされてしまった。
山「やはり『霧繭』を解除したか。最凶の家族の最大の弱点が家族愛とは皮肉なものだ」
凶「うちは家族仲が良いんだ。だからお前は楽には死なせんさ」
ノイズが入る。通信機がスピーカーになり、無差別に干渉されている。
「『冬ごもり』起動」
今の声はお義父さん…！
山「さらばだ、化物」
隊長の山ちゃんは屋敷の中へと消えた。『冬ごもり』が起動している間は、壁も壊せない。
二「凶一郎！！！A！！！あの声は…」
A「大丈夫、奴らの目的は六美を殺すことじゃない」
凶「どのみち当主の指輪でしか冬ごもりは解除できない。タンポポの部隊は頼んだぞ。俺とAは前当主の指輪を奴から取り返す」
凶一郎がAと行こうと隣を確認すると、Aの姿はどこにもなかった。
凶·二「！？」
凶「やられた…！じゃあ、頼んだぞ二刃」
凶一郎はそれだけ言うと、森の方へ向かって歩きだした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Yuma | 作成日時：2023年8月24日 11時
