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18話 マルウェア ページ17
友達と待ち合わせをしてたので、だらだらと駄弁りながら秀明に向かい、その足で数学のクラスに向かう。
数学のクラスに着くと、上杉君が手を降ってくる。
どうなったか問うと、
「七鬼じゃなかった。」
はい？
「あ、マルウェア作ったのはそいつじゃない。俺、昨日お前に言われてからいくつかのサーバー経由してたから、管理者に協力してもらってたどってたらそいつのパソコンにたどり着いた。」
だったらその人も踏み台にされていたんですね。
「なんで、その人は自分がマルウェアを作ったって言ったんでしょう。」
思わず小首をかしげると、上杉君が眉をあげる。
「これから調べ上げるつもりだ。」
なにそれ、調べ上げるなんて、響きがかっこいい。
上杉君は宿題の確認をしだし、私はクラスの男の子に喋りかけられたので対応する。
なんか、上杉君って私が接したことなかったタイプかもです。
数学の授業は私が黒板の部分にホワイトボードマーカーで答えを記入しかかったこと以外は全部順調に進み、他の授業も済ませた。
日曜日だからウェークディより早く終わるししいです。
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作者名：デラ | 作成日時：2021年1月17日 8時
