吸血 44 ページ48
Aside
ル「おいお前ら俺のこと忘れんなよ」
あ、そうだった。ルイの血液パックを取りに来たんだっけ。
音「じゃ、血液パック取りに行って来るわね」
柏木さんは奥の方へ消えていった。
主「綺麗な人ですね、柏木さん」
そう言うと狐原さんは目を見開いて驚き、ルイは大爆笑し出した。
煉「ああ……音子のせいでまた一人イケナイ道を踏んでしまった……」
ル「はははっ、綺麗って、ふっ」
え！？僕何か言っちゃった？何この二人の反応。
煉「A、君に悲しい事実を教えよう。＿＿＿＿＿音子は男だ」
主「へっ？」
音子さんが、男？
ル「あんなしゃべり方で綺麗な顔立ちで華奢な体つきしてても、あいつは正真正銘の男」
音子さんが男？全然そんな風に見えないのに！？
音「私の話？」
見ると音子さんが段ボール箱を持って戻ってきた。
音「はい、これが一ヶ月分の血液パック。試作品だから何か異常が起きたらすぐに飲むのをやめてね」
ル「分かった。ありがとな」
にこりと笑った音子さんはやっぱり女の人のようだ。こんなに綺麗な男の人なんているわけないよ！
音「改めてAちゃん。私は柏木音子。人外研究員をしているわ。私の種族は猫又。尻尾が２つに裂けていて、超能力に似た力を使えるの」
すると狐原さんが不機嫌な声で付け足した。
煉「で、性別は男だ」
音「もうっ、性別は関係ないでしょ！？何よ会ったばかりの時に初恋なんですって告白してきたくせに！」
煉「はぁ！？あれはお前が紛らわしい格好をしていたからだろ！あと勝手に人の黒歴史を暴露するなっ！」
否定しないってことはやっぱり男なのか……。あと狐原さんは柏木さんに告白してたのか………。人は見た目によらないな。
ル「煉は九尾狐っていう狐の中でも位の高い妖だ」
へぇ〜！やっぱりたくさんいるんだな！
そのあと話をして頃合いを見て帰ることになった。狐原さん達面白いな！
ﾓﾌﾞ「あいつだよ。ダンピールの吸血鬼」
ﾓﾌﾞ「ああ。リーダーを守れなかったって言う」
帰る途中、政府の人達であろう方からそんな声が聞こえた。
主「ルイ………」
大丈夫かと思って見上げると、ルイは苦しそうな顔をしながら前を見た。
ル「平気。行くぞ」
苦しそうな顔のまま、ルイはどんどん先へ行ってしまった。
ダンピール。それは一体、ルイとどんな関係なんだろうか。
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埋夜冬(プロフ) - まどかさん» ありがとうございます！ここから戦争ですよ〜！楽しんでいただけたら嬉しいです！コメントありがとうございます♪ (2018年4月19日 23時) (
レス) id: 59284e1a90 (このIDを非表示/違反報告)
まどか - おお、攻撃的な人、きましたね。これから吹き荒れる嵐、楽しみです！頑張ってください！！ (2018年4月19日 22時) (レス) id: 130990d81a (このIDを非表示/違反報告)
埋夜冬(プロフ) - 猫さん» ありがとうございます！これからどんどん全面戦争(笑)に突入させていきますよ〜！コメントありがとうございます♪ (2018年3月19日 7時) (レス) id: 59284e1a90 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 続き楽しみです！これからも頑張って下さい！ (2018年3月19日 2時) (レス) id: e2df0854b1 (このIDを非表示/違反報告)
朱里。(プロフ) - 埋夜冬さん» オーケーです。わぁーい！！！たくさん話せる！ (2018年3月17日 2時) (レス) id: 8144e7abed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：埋夜冬
| 作成日時：2018年1月29日 23時
