【オリジナル】吸血鬼と同居することになったのですが色々イケメン過ぎて心臓がもちません【男主】

吸血 12 ページ15

Aside

？「A」

主「はい」

綺麗な低音で僕を呼んだのは理科担当で女子生徒に人気の三虎 隼(ﾐﾄﾗ ｼｭﾝ)先生だ。

ウェーブがかった黒髪を後ろでまとめていてメガネを掛けている。格好いい顔立ちに長い睫毛に縁取られたキレのある金色の瞳。もうこれほどイケメンで女子が放っておくわけがないよね。

隼「今日の放課後居残りで勉強しましょうか」

え？白衣をなびかせて何言ってるんですかこの先生。

隼「何ですかその顔。当たり前でしょう。来週テストなのに重要なところやってませんから、俺と一緒に勉強会です。理科室で待ってますから逃げないで下さいね」

主「…………はい」

こればっかりは仕方ないよね、うん。

ということで放課後、リトには先に帰ってもらって理科室にやってきました。

隼「では居残り授業を始めます。皆さんには4時間かけて教えたことを1時間で教えるのでちゃんとついてきて下さい」

そう、この人案外鬼畜なんです。教え方すごく上手いけど鬼畜なんです。うぅ………頑張らないと！

主「が、頑張ります！」

とにかく書いて書きまくろう！！





隼「では次は小テストです。10分間で今まで教えたことを覚えてテストに挑んで下さい」

鬼！って言おうとしたらニコッ(威圧)とされた。怖い。

隼「間違えていたら間違えた分だけ屈辱的なことを言わせましょうかね〜？」

何で！？何で今日３ヶ月に一回でるというドSモードなの！？ヤバいよ！この人の辞書に嘘なんてないからね！ガチでやるつもりだよ！

10分間心を無にして集中した。小テストの勉強頑張ったのに……………。

隼「はい、間違い１つ目」

げっ！何言わされるのかな………？

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