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大倉side
いやぁ、ええ収穫やったわ。まさか眼鏡の下があんな可愛いとは…
未来「さて、大倉氏。」
大「え?俺?なに??」
未来「さっき、私の明日菜に何したんかな?」
可愛い顔で笑ってるけど目が笑ってへんやんww
大「んー?ちょっと仲良うしたかな?」
未来「そこまでして?」
と、俺のカバンにある明日菜ちゃんの教科書を指さす
大「バレてたんやww」
未来「眼鏡とってたやんな?顔みたやんな?」
大「…おん。」
想い出して顔が熱をもつのが自分でわかる
未来「…あの子な、めっちゃ可愛いねん。それで過去に色々あったことを私聞いたんよ。」
あー、女子の嫉妬やら、男子のなんやらか…
大「おん。で?」
未来「手を出すなとは言わん。好きになるなとも言わん。けど…」
大「…けど?」
未来「あの子泣かすことだけは許さへんから。あと、大倉くんの取り巻きにいじめられたりした時は…な?」
え、めっちゃ怖いやん…
いや、取り巻きが何かするとかないやろ…女子高やないんやし…
未来「ふぅー、スッキリしたぁ!お近付きの印にその教科書返しといたげる!このことも黙っといてあげる!やから、傷つけんといてや?…たぁくん?」
そういって俺のカバンから教科書を抜き取る未来ちゃん。
こんな嬉しくないたぁくん初めてやわ
大「…おん」
女「忠義!ご飯食べよ♡」
明日菜ちゃんに触れた唇を指でなぞる。めっちゃ熱い…好き?
いやいや!可愛いすぎて驚いただけ!!
声めっちゃブスかもやん!
大「ごめーん、亮ちゃんと食べるねん!また今度なぁ!!」
すれ違うように明日菜ちゃんがもどってきた。
フードの下はどんなんやろ?声は?
あかん、変に意識してまうわ。離れよ
大「亮ちゃーん。ご飯食べようやぁ」
錦「ええけど、お前の周りの女連れてくんなよ。」
後ろから未来ちゃんの声が聞こえる
未来「ごめん、明日菜!!国語の教科書、あたしのカバンに紛れ込んでたww」
(あー、昨日勉強してたからかな?この子、私のカバンから家出したかと思った)
未来「家出っておかしいやろww」
声が聞こえんかなって思いながら教室を出たんもきっと今だけや
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作者名：uzuuzu | 作成日時：2016年11月18日 0時
