スケッチブック (ページ13)

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「歌い足りない。あいつら来たからだな…」

渋谷すばる、安田章大。エイトを見つけて思わず避難してしまった…良い天気だったのにな…

ん？声が聞こえる…隣から??

安・渋「♪遠い街から来た君は僕の太陽」

あ、ハモられてるやん…ギターも声も凄い。
心地いいかも。

そのまま1曲歌いきったら恥ずかしくなって窓を閉めた

ﾌﾟﾙﾙﾙ

ガタッ

「びっくりしたぁ!!」

驚いて落とした携帯の画面には未来の名前が…

「もしもし?」

未来「出会ってしまった!!運命の彼に!!」

「いきなりなんなんだw それで、なんで電話なの？？」

未来「明日菜には伝えたかったんよ…付き合う事になったし、明日、学校で紹介したいんよ…」

「え?でも、私喋んないよ?」

未来「ええねん!ちゃんと彼には言うたし、スケッチブックでええから…会ってくれへん?」

「もちろんだよ、未来の頼みなら!」

そこからはたわいない話をして電話をきる

母「明日菜！ご飯よ、降りてきなさい！」

「今行く!!」

あとはご飯を食べてギターをひいて布団に入る

「誰だったのかな?お昼の歌声って…」

そのまま意識を手放した…

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

「ん…朝か…」

黒のパーカーをはおり、ブレザーをきて青のヘッドホンをしたら出発。

「よし!!いってきまーす。」

扉を出て学校へ向かった