mingle over time (ページ3)

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はい、キマシタワー。神降臨ページ3

目黒 side

渡｢ねぇ。困るんだけど？そういうのは朝来てすぐ報告するのが当たり前でしょ？」

A｢すみません。｣

あ、俺やったわ。渡辺くんに報告すんの忘れてたわ。
開店後すぐ主任には報告したけど、店長には言ってないわ。

目｢やべ。1時間たってんじゃん｣

開店が11時。今が12時。
報告しなかった俺も悪いけど、たった一時間じゃん。言い方きつくない？

目「一時間くらいでめっちゃ言うじゃん。」

渡「何、目黒？文句あんの？修理だけじゃなくて、俺らの販売側にも共有してくれないとじゃん？客が来て対応するのは誰か、わかんないでしょ？」

Aさんが怒られてるの見たくなくて、思わず口に出してたわ。

A｢目黒くん…｣

Aさんが目を見開く。そんな俺らを無視して話し続ける渡辺くん

渡｢しかもさ？ファーストコンタクトで印象最悪だったらどうすんの？さらに大事にもなるわけ。ほんと、全然よくない。」

目「すんません。」

とりあえず謝るか…

佐「しょーたぁ？しょっぴー‼」

あ、佐久間くん。めっちゃいいタイミングじゃん。

A｢はい、キマシタワー。神降臨｣

目｢Aさん、キャラw｣

渡辺くんが佐久間くんを見てる間にやり取りする俺たち。この時間意外と好きなんだよ。

渡「もう何！佐久間うるさい‼」

ほっぺたをツンツンしながら、話す佐久間くんと言葉はきついけど顔はニヤけてる渡辺くん。
店長、佐久間君の事めっちゃ好きなんだよね。隠そうとしてもバレてるから。

佐｢何って言われても、たいしたことではないでやんすよ？」

ニッコニコの笑顔を見せる佐久間くん。チラッと俺とAさんの事を横目で見てくる

佐｢あの二人が翔太の事見てかっこいい。って言ってたからさ？翔太が接客した方が売れるかなって‼」

渡｢まじ？ちょっと行ってくるわ。｣

店長、嬉しいんだな。ほっぺた緩んでんじゃん襟しっかり直してるし。すぐフロア行くじゃん。

目｢ありがとう、佐久間くん｣

佐久間くんは視野が広い。お客さんだけじゃない。スタッフ感の不穏な空気とかすぐに治めに来てくれる。