いつもの パターンやな ページ12
向井 side
今日は週の中日。ちょうど真ん中！
まぁ、俺はフリーランスやから関係ないけども…
A｢ごめん！待たせたね！｣
向｢大丈夫やで、お疲れさん！｣
今日の撮影の写真を見直してたら、パタパタ走ってきよった。こいつもシフト制やから、急に呼び出しとかもようあんねん。
向｢そうや！明日、休みにしたから気にせんでええからな！」
A｢さすがだな。ありがとう｣
なんやかんや、明日に仕事があったら、気にしよる。やから、先に伝えといたら楽しめるやん？
向｢しかし、毎回、急やんな、Aが俺、呼ぶ時はw｣
A｢ごめんって！それでも付き合ってくれんのが康二じゃろ？｣
関西から専門に通うために上京。今はフリーランスのプロカメラマンやってる。Aは広島から上京しとる。
向｢出てんで、広島弁がw｣
A｢康二といると気が抜けるんだもんw｣
向｢付き合い長いからな…｣
ホテルサービス専攻しとった。俺もAも結局違う職業やけど。地方出身組ってことですぐ仲良くなった。
A｢康二なんかずっと方言じゃん！｣
向｢関西人、クセがすごいからな！｣
A｢意味わかんないんですけど…｣
男女関係なく、すぐ仲良くなった。男女の友達は有り得へんって人もおるけど、俺らは今も一番仲のいい友達や。
向「呼んだってことはストレス溜まってんのやろ？今日はどんな気分なん？」
A｢んー。なんだろな…｣
向｢どうせ、なんも考えてへんやろwなにしたいんや？｣
いっつもなんも考えてこうへんねん！
ほんで俺が提案っていういつものパターンやな、これ。
A｢すごく体動かしたい気分かな！｣
向｢ほんなら、めっちゃええ所あるで？今日、撮影したんやけど。まぁ、みんな友達なったし、さっそく行こか！」
A｢いや、まったく分かんないんだけど。どこ行くのさ。｣
なんも考えてこうへんねん、従ってもらうで？
向｢ほら行くでー。ついてこーい｣
A｢待ってよー！｣
ちょっと走れば、走って着いてくるA
あれやな、ヒヨコみたいでおもろいわw
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作者名：uzuuzu | 作成日時：2021年3月1日 1時
