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Aside
脱退したといっても忙しいすばるくん。
ラジオにでたり、曲をつくったり。
海外から帰ってきたらどうするとか。
渋「…A。」
A「ナーッ」
ダボッとボロッとしたデニムに少し色あせたシャツで帰宅して、私を呼ぶ
渋「…ちょっと、あれや。疲れた。」
独り言を呟くと私を両手で掴んで持ち上げる。
そのままお腹に顔をくっつけてくる
A「…ナーッ」
渋「やらかい。…クシュンッ…やっぱりあかんか。」
ちょっと擽ったいんだよな…
渋「ンハッw」
私を見て笑うすばるくん。
渋「不服そうな顔やな、自分w」
悪い顔して私を見つめるすばるくん
渋「お腹嫌いか?んっおらっ!おらって!」
って言いながら、全体を撫で回してくる。
A「…ナーッ!」
ちょっと激しめに抵抗する。
渋「…お前飼って1ヶ月たったんやで?つまり。俺がグループ抜けて1ヶ月。」
大倉さんのラジオきいてたなぁ…
テレビ見ないようにしてたなぁとか、1ヶ月の出来事をすばるくんを見て思い出す。
渋「…早いな。」
A「ナーッ」
優しく撫でて見つめる
渋「マイクロチップはしたやろ?…ほんでいるもんとか…」
なんて話してると鳴り響くスマホ
prrrprrr
渋「…もしもし。ヨコ?」
横「…おう。あれや。飯いこ。」
渋「…おん。わかった。」
口元があがるすばるくん。
電話をきって、手をおろし、そのまま私を撫でる。
渋「…フハッ。ちょっと、行ってくるわ、ご飯だけ作るからな?」
A「ナーッ」
疲れてた顔が和やかに綻ぶ。
電話、横山さんだったよね?
渋「…」
今度は緊張してるのか、眉間にしわがよる。
だけど、口元は緩んでる。
嬉しいの?悲しいの?どうしたんだろ…
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作者名:uzuuzu | 作成日時:2018年11月6日 1時