出来る嫁 ページ15
一通り買い物を終えて、家にかえる
帰り道にすばるくんはずっと頭を撫でてくれた。
すばるくんがソワソワしてる。きっとヒナが家に人を呼ぶって言ってたからだよね?
村「…すばる、コーヒー。」
渋「…俺はお前の嫁ちゃうぞ。」
そんな事がらコーヒーをいれにいくすばるくん
A「ンナー」
村「…あいつ、俺の事、好きやな?w」ナデ
なんて歯を光らせて笑うヒナ
なんていうか、暖かい人なんだな。なんて
村「あいつな?緊張してんねやで?Aがほぐしたって!」グイッ
A「…ナー」
頭をグリグリ撫でてたヒナは私のお腹から抱き上げて、すばるくんのいるキッチンに方向転換させた。
A(ほぐすって言ってもな…)
なんて思いながらも心配で、足はすばるくんに向かう
A「ンナー」
スリスリ
足に頬ずりをすれば
渋「ん?どないしたん?」
なんて視線を向けながらも私を片手で抱き上げた。
ペロッ
渋「ッうぉい!…なんやねんw」
なんて頬を寄せてくるすばるくん
ペロッ
鼻を舐めれば反応するすばるくん
渋「ッくしゅん!おまっ!w」
ふふ。面白い。
渋「ん?わざとやろ?大人しくしてろってwお湯かかってまうやんけw」
なんて私を首に巻く
渋「でろーんってしとけっ!」
なんて言うから全身の力を抜く。
渋「おもたっ!」
村「すばるー」
渋「だぁッ!わかっとるわ!ホンマにお前らは!」
なんとなく元気になったかな?
カチャカチャ
コーヒーを混ぜる食器音が部屋に響く
渋「ん。」
村「ありがとうな」
なんか…カップルみたい…
チラッ
A(ん?)
ヒナと目が合えばニカッと笑う。
渋「なんやねん、きもちわるっ!」
村「いや、めっちゃええマフラーやんおもてなw」
端によって、すばるくんの座る場所をあけるヒナ
渋「…なんか、クシャミとまった…」
私を首にかけながらそういうすばるくん。
村「ん?コレつけといたからな。」
なんてさっき買ったであろう空気清浄機がバッチリ準備出来ていた
渋「やるやん…」
村「そうか?」
この人、できる嫁だ…
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作者名:uzuuzu | 作成日時:2018年11月6日 1時