シスコン兄の友達は社交性に優れております。

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Aside

カミくんの提案に乗っかりそうなおにぃ
嫌やねん、お兄ちゃんの評判とか落とした無い…

渋「…お前、俺の評判落とした無いとか思っとんちゃうやろな？」

A「えっ…なんで…」

バレた。言うたことないのに。めっちゃうざい妹やんか…

渋「お前の考える事は大体わかんで？お兄ちゃんやからな？w」

横「…まぁ、Aちゃんの気持ちわかるけどな…」

渋「俺は！アイドルでも芸能人でもないねん！友達と家族が居ればそれだけでええねん！」

周りの目を気にせえへんって？
お兄ちゃんらしいけども…

渋「せやから！言う！決めたからな！ほれ！行ってこい！」ﾄﾝｯ

A「うわっと…」

背中を押されて前に出るとそこはもう校門なわけで。

横山「教室まででも気をつけるんやで！」

A「二人ともありがとう…」

校門を抜けて教室を目指す

A「…あれ？信ちゃんと二宮先生？」

瑞希「A！学校ついたらすぐ連絡！わかった？」

ﾍﾟｼｯとしばかれた頭を撫でながら振り向くと愛しのみっちゃん

A「みっちゃんLOVE！あのさ…」

瑞希「なに？相談？」

廊下で壁にもたれながらたむろする

A「…なんかさある人と話すと顔赤なったり動悸するんのって拒絶？」

瑞希「…恋やな！」

恋？いや、まじで？

瑞希「…あんた初恋ちゃう？好きな人とかおらんかったやん？」

A「…まぁね。好き…なんかな…」

瑞希「村上先輩やろ？」

A「うぇ？！」

なんで？エスパー？！

瑞希「昨日、手を引っ張られ、かけてくという青春の1ページを目撃しましたのよ♡」

A「…みっちゃんに隠す必要あれへんな///」

そっか…好きなんか…

A「え？でも何すんの？」

瑞希「そら、自分、あれやで？付き合ってあんな事やこんな事やんかw」

あんな事やこんな事…はっず///

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