俺×ペット＝・・・2

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安田side

お待ちしておりましたって…

安「…なんか知ってるんですか？」

店長「…ええ、まぁ、あの子が犬に戻った事とかね？」

大「…えっ…」

あー、あっさりバレたやん…大倉、固まってもうた…

店長「…居場所とかもね？で、今回はどのようなご意見で？」

安「…どうやったら戻せますか…？」

大「…ヤス、何か知ってんの？」

安「…あとで話すから。」

俺がしっかりせなあかん…俺のせいでもあるんやから…

店長「…戻し方ですか…あの子の信頼を取り戻すことですね」

大「…信頼」

店長「…大倉さん、あの子追い出したでしょ？」

そこまでも把握しとるんや…

店長「あの子、1回捨てられてるんですよ。いらん子ってね？そこを拾ったのが私。年にすると27歳くらいかな？犬だと2〜3なので。」

そうやったんや….けど、それくらいなら…

店長「付き合えるでしょ、あなた達の年齢でも。だから、売ったんですけどね？」

大「…人間になったとして、犬に戻らんく出来るんですか？」

安「…大倉」

大「もう、失いたくないです」

良かった…そう思える子に出会えて…マフで良かった…

店長「…ヤっちゃうんですよ！」

安「え？！」

店長「…犬だった、ペットだった…そんなしがらみがなくなって、男女のそういうのになって初めて人間になります」

大「…」

やっぱり、そうやんな…
そういうのがどっかにあったんやんな…

安「…そうしたら人間として生きれるんですか？」

店長「まぁ、二人の気持ちがあってこそですけどね？…場所は知ってますよね？１ヶ月たっても迎えに行かなければ、私が引き取りにいきますから。またなにか困れば来てくださいね？」

１ヶ月か…

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