スケッチブック4 (ページ45)

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大倉side

緊急招集ってなに？放課後はよ帰りたいのにぃ…

「たぁくん、私が招集かけたんだけど、ごめんね？」

大「そおなん？！それなら全然ええよ♡」

まぁ、2人で生徒会室まで歩けるし？

ガラッ

「お疲れ様でーす」

村「呼び出した本人最後ってどういうことや！」バシッ

「あだｯ！信兄！加減してよw」

大「まぁまぁ、とりあえず座らしてやw」

この漫才、長なるから無理やりきっとこw

横「ほんで、考案の奴やろ？」

「さっすが！会長！！ではまず、皆様、これを聞いてください…」

持ってきたであろうノートパソコンを操作する明日菜

「♪あなたに会いたいでも会えない…」

あ、明日菜のデモ？連続で流れる曲

「♪ターンタンタンタンタンバリンバリーンタンバリーン～」

丸「んふふ♪」

大「なに？マルきもいねんけど…」

「んふふ♡」

ねー？って顔合わしてるけど、ほんまなに？！

「♪僕があげるよー」

渋「…で？歌えと？」

「さっすが！3曲目はマルちゃん先輩作詞の、私が曲つけたんですけど…？」

丸「ほんでぇ…マイハニー！章ちゃん！」

いや、まぁ、ヤスはおらんな思とったで？

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

大「はぁ？！ヤス、ついに！」

安「ついにって何よ、たつよしw」

横「目覚めてもうたか…」

安「ちょっと！よこちょ！」

ヤス、距離近いな思ってたけど…まじか…

大「で、誰が好きなん？メンバーやろ？」

「たぁくんやっば！w」

え？ちゃうん？告白とかやないん？！

安「ちゃんと女の子好きやわw」

未来「そしてコレです！」

未来ちゃんが手にもってるウィッグ達…

村「ほぉ、つまりみんなで女装して舞台にたてと？」

「信兄！話が早い！つまり、今回は楽器なしで全員ダンスしてもらおうかと？」

未来「手始めにメイクしまーす！まず、来ようか大倉？」

え？！なんで？！なんで一番にするん？！

大「嫌やわ！なんで俺一番なん？！」

「たぁくんの、みたいな？」ｺﾃﾝｯ

え？！何この可愛さ！！

大「…わかった」

未来「やっば！明日菜最強！w」

「章ちゃんで練習して良かったw」

安「え？僕そんなんしてる？」ｺﾃﾝｯ

いや、それ！それやわヤス…

大「無理やって…俺デカいし…」

未来「女のモデルさんもおっきいんやからね？」

はよ座れと椅子に座らせる。
慣れた手つきででメイクする未来ちゃん

未来「やっば。やっぱり材料ええとええのん出来るわ」

大「ほんまかい….」

ええのん出来てるわ…