スケッチブック4 (ページ4)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:55,187 hit

97 ページ4

錦戸side

バイバイって！家まで送る気やって！

錦「自由やなw」

まぁ、そんな所もええねんけど///
せっかくやし、自分の勉強もしとこかな…

錦「あの先生、この時代好きやから…てか、遅ない？」

少しして時間みたら20分で…確かに広いけど…そんなかからんよな？

錦「…さがそ。」

寂しいとかちゃうで？！ちょっと心配なだけで！！

錦「誰に言い訳してんねんやろw」

たぶん、さっきしてた範囲やろ？
ってことは奥の角の所やろ？

錦「明日菜-?」

ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

え？なんかえらい音したけど？

男「大丈夫やって！減るもんやないし？」

男３人？こんな所でなんしてんねん…

男2「こんな可愛い顔、隠してんねんで？」

男３「どうせ遊んでんねんやろ？」

え？あかんやつやん…
これとめな

男「おい、お前後ろから抑えろや！」

「んー！ん！！」

嫌がる女生徒の声、太ももに伸びる男子生徒の手。

あかんって！

止めようと1歩踏み出した時、見えた女子

錦「明日菜！」

なんでやねん！今までなんもなかったやんけ！！

男「錦戸やん！お前もよる？」

錦「やめろや！そんな事してタダで済むと思っとんか？こらぁ？！」

男2「なんやねん！こんな可愛いやつ、１回ヤリたいやんけ！」

ｸﾞｲｯ

明日菜を引っ張って背中に隠す

錦「お前らなんかと一緒にすんな」

男３「カッコつけてんちゃうぞ、こら！」

殴りかかってきよる。
勝てると思とるん？

ｽｯ

錦「お前らなんか殴る価値もないわ。俺、生徒会やねん。どうなるか、わかってんの？」

男2「やめとこ！逃げるんがええて！」

錦「…2度と明日菜に手出すなよ。クズが。」

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

「…亮」

錦「…行こ？」

良かった。
間に合わんかったらって考えるだけで怖くなる…