スケッチブック4 (ページ25)

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音楽室が騒がしい…

男「やばいやん！∞揃ってるって！！」

先「とりあえず、今日のテストやけど…村上。」

村「えー。オープンハイスクールの取材の一環で生徒会の俺らも見させてもらうんで、よろしゅう。」

どういうことだ。テストで取材ってなんだ…

未来「どうしよ！隆平に見られるとか無理やって///」

「可愛いやつめ…大丈夫。私が保証するから！」

先「テストの舞台はひな壇の上なー！」

ひな壇になってる音楽室。部屋の電気が消され、ひな壇の上だけが照らされる

先「まぁ、まずは慣れてるやつからやな…錦戸ー」

錦「慣れてへんって！まぁ、ええけどさ…」

渋「亮、やったれ。」

錦「すばるくん///」

「なんで照れた？」

安「亮、渋やん好きやからな…」

大「照れてる亮ちゃん可愛ええw」

「きしょ。」

えっ？！とか言って振り向いてるけど。ムシムシ。

錦「俺の作った曲です。聞いてください。stereo」

亮の曲、結構好きなんだよね…

大「なんか俺がドキドキする///」

「うるせーぞ。」

錦「♪テーブルに散らかった何気ない紙切れが…」

騒いでたクラスが静まり返り、亮の曲に耳を傾ける。

錦「♪どれくらいのキャパシティで迎え入れれば良い？どれくらいのペースがあれば全部とっておける？今の僕で足りるかなぁ？一つ残らず集めたいよ形に残った１分１秒」

ん。すごくリアル…優しい、切ない。
亮の人柄を描いたような曲

錦「ありがとうございました。」

湧き上がる拍手。興奮する声

先「いやぁ、安定やなwよっしゃ、笹原」

未来「嘘やろ？！この流れで？！めっちゃ辛いやん…」

「大丈夫、行っておいで？」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

女「きゃー！」

いや、なんで悲鳴？！

丸「ぁあ！僕のポジションが！！」

村「黙っとれ！」ﾊﾞｼｯ

丸「あぅち！」

いやいや、漫才。

錦「あいつ、ほんまうるさいなw」

ｶﾞﾀｯ

移動して私の隣に座る亮

「すごい良かった。かっこよかったよ。」

錦「うぇ？///ありがとう///」

大「亮ちゃん！惚れるかと思った♡」

安「大倉のそのキャラなんなん？w」

いや、ほんとそれ。

「カマ倉」

大「いや、さりげなくイジらんといてwww」

うるせー。
えー！放置？！って叫んでるわ。

未来「♪～君を忘れない曲がりくねった道を行く…」

「んふ♡」

大「いや、顔デレデレやんw」

だって、可愛い親友が頑張ってるからね！！そら緩むわ！！