スケッチブック4 (ページ22)

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流石に合宿最終日は全員が真剣に取り組む

「来たるテスト初日！」

未来「なんで、5教科やねん…」

そう、うちの学校は特殊で初日は5科目テスト、２日目に家庭科と音楽なんです…

先「何かある時は挙手なぁー。はじめー」

ゆるーい先生の合図と同時に始まるテスト

教室にはペンの音と時計の音が鳴り響く

ｶﾁｶﾁｯ

ﾁｸｯﾀｸｯ

あれ？なんだか解けるんですけど…

ｶﾘｶﾘｶﾘ

あ、これは章ちゃんのテストで出たな…

キーンコーンカーンコーン

先「はいやめー。裏向けて後ろから集めろー」

大「明日菜、めっちゃスラスラ解いてた？」

未来「やんな？めっちゃペンの音したわ…」

だってやだもん。野球挙。

安「そんなに野球挙、嫌なん？」

おう。いつ来た、おチビさん

「嫌です。」

えー？なんでぇー？とかって首傾げてやがる。

錦「そら、嫌やろ」

「なんで集合してんだよ。次、余裕か。」

やいやい言ってるギャラリーを無視して、次の教科の勉強をする

未来「必死か！w」

「馬鹿野郎。次は信兄の国語だぞ？！ミスった日には…」

大「やられるな…」

イエス。たぁ君。その通り

「殺される…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

安「めっちゃ怯えてるやんwww」

錦「村上くん、手加減知らんからなw」

着々と過ぎていくテスト…
昼休憩までが長いわ…

未来「そおや、明日なんやけど！」

「おう？」

錦「あー。打ち上げ？」

は？何の話？

大「あー言うてたなぁ…」

「いや、知らねーから行かねーわ。」

安「たぶん、強制やろうし、両親にいうときや？」

なんなんだよ。拒否権まじねーのかよ…

「はぁ…」

未来「諦めな！」

まじでつれぇ。
じゃない！国語だ！！