スケッチブック4 (ページ3)

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日々過ぎ行く…日々、追われる勉強に…

「んぁあ"ー！！」

未来「…っくりしたぁ…なによ？w」

「熱が出そうです…」

未来「勉強？まだそんなしてへんやろ？」

そんな事ないわ…

「私的には人生で一番してるんですよ、お姉さん…」

錦「足りひんけどな」

うぉっと、いつ来たんだ…

錦「今日、社会すんで」

「嘘だろ…」

錦「いや、する。放課後に図書室で」

まじか…

「行かねぇ」

錦「逃げたらどうなるか知らんで？」ﾆｺｯ

なんだ！そのアイドルスマイル！逆にこえーわ！

未来「私が送り届けますぜ、兄貴！」

「おいおい！君は私の味方ではないのかい？！」

未来「これは別w」

くっそ。敵しかいねぇわ…

先「授業始めんでぇ」

錦「ほな、あとでな？」ポンポン

女「きゃー！」

なんで歓声？

大「イケてるメンズの戯れあい。」

「うるせーぞ、おおくま」

大「おおくらぁ！」

はぁ…やな予感的中じゃんかよ…

キーンコーンカーンコーン

来たる、放課後。
よし。逃げるぞ。

席を静かに立ち上がろう…

大「未来ちゃーん！逃げようとしてるで？」

「あ、おい！クマ！」

ｶﾞｼｯ

未来「はい、確保ー」

捕まった…

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

錦「…お。捕まってる…」

「なんでいるんだよ！」

錦「ん？先回りw」

ホームルームいなかったじゃん！
ガチか…

未来「んじゃ、部活だから！」

錦「ありがとー！」

ばいばーいって図書室を出ていく親友
信じてたのに…

錦「せやなぁー！この時代ってさ…」

あれ？亮が絵を書いてる…

「ふふ。侍と貴族がコラボしてるじゃんw」

錦「…明日菜、楽しい？」

「楽しい…」

錦「社会ってな？理解しようと思うからしんどいねん。裏話とか調べつつするから、繋がるし、おもろいねんで？試しにこれ解いてみ？」

差し出されたテスト用紙。
よし、やってみようか。

「…えっと、あ！そっか、トイレするからハイヒールで…んで…」

錦「貸してみ？」

解答とテストを照らし合わせる亮
まつげ長いなぁ…。涙ボクロ…

錦「…なに？」

「いや、綺麗な顔してるなってw」

錦「やりにくい///出来たで！」

うぉ…めっちゃ正解多いじゃんか！

「すげぇ！」

錦「どう？頑張れる？」

これなら…

「うん、出来ると思う！」

錦「おん、ほな、これで終わり！帰ろか？」

もうちょいしたいかも…

「少し調べたいかも！先に帰ってて！ありがとう！」

奥に確かこの本に関するのあったよね？
亮にバイバイを告げて、その場を離れた