霊柱君はイケメン女子。【鬼滅の刃】【宇随天元】

拾話 ページ12

番外の番外

任務の後、髪をおろす時
『っしょ』
結紐をスッと外すA。
少し雨が降っていたせいで髪や頬が濡れている。

「まさに、水も滴るいい美人、、、」

「色っぽすぎる、、、。」

『ふー』
結んでいて少し固まった髪を、首をふるふる動かして広げる。

ふと思い出したように剣士たちのほうを向いて

『お疲れさん』
と言った。

意識したわけではないだろうが、

ニヤッと、


妖艶な顔で微笑んでいた。



ずっきゅーーーん♡


「何回心臓爆破させれば気が済むのだろうか、この人」

「う``(悶)」

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夢主さんは詐欺師(ひとたらし)なんよ
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甘味処
『奥さんたちにはバレたんだけどなｗ』

恋「教えないの？」

『んー。面白そーだし？』
蟲「ふふ、Aさんらしい。」

『そうか？』

＿楽しいなあ
＿＿＿＿


『ごちそうさん』


蟲「御馳走様でした」


恋「ごちそうさまでーす！」


＿＿



『ご武運を』



帰っていく二人の背中に向けて呟く。

彼女の表情は、少し寂しそうだった。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿


近々、悪いことが起こるらしい

　
　 、酷く痛い頭がその証拠だ。

不注意で負傷してしまった足を引きずりながら、蝶屋敷へ向かう。


(蟲恋甘味処編からは時間がたっています)


、、今は炭、、、名前忘れた。たん？すみ？
、、、炭の少年でいいや、また名前きこう。
まあ、その炭の少年が、蝶屋敷にいるらしい。

着いた

『ごめんください』
そう言った瞬間、さっきよりも酷い頭痛に襲われた。

『ッぐッッ』

どうやら、ここで起こる。否、起こっている(・・・・・・)ようだ。

いてェ


ア「はーい、って、Aさん？」
『ごめんアオイちゃん、ちょっと待ってて。ついてこないで』
ア「え、、？」
『大丈夫。すぐ戻る』
ア「は、はいっ！」
信頼してくれてるなあ。
それより、どこだ？
≪カナエちゃん、どこで起こってる？≫
霊のカナエちゃんに聞く。ここはカナエちゃんが適任だ。
カ≪しのぶ！しのぶの部屋からだわ！！≫
『今行く』
全速力で走る。
しのぶの部屋は、１，２，３、、、ここだ！

『しのぶ！！』
見えたのは、しのぶの驚いた顔と、手に持ってる薬。なんだあれ、
けど、とにかく

高速で動いて瓶をとる。
『何してるんだ？』

しのぶからとった瓶の中身を

ゴク

口に含み、飲み込む。

＿
まだ続きます

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