14話 呪術甲子園 前編 ページ44
『はぁー疲れた
帰りましょう』
溜め息をつく三輪に
東「そうだな」
虎「いやまだ燃えてるけど!?」
『誰かが消化してくれますよ
たぶん』
虎「投げやり!?」
『虎杖くん』
虎「?」
『占いで今日のこと、
私、事前にわかっていたんです…』スッ…
虎「そうなの!?なんでそんな遠くから…」
『勿論、そのことは内の学長と歌姫先生に話して心の内に留めてもらい
念の為、東堂先輩にも話しました』
東「三輪の占いは勘が鋭い分、的中率は100%だ」
虎「マジで!?」
『ギリギリまで調べて分かったこともあったので五条先生達にも交流会途中に連絡しましたよ
呪詛師も捕まえたし、もういいと思いませんか?』
虎「いや自然は守ろうよ!!」
『…仕方ないですね"水龍"』ザバッ
虎「すげー…一気に消えた」
東「三輪は規格外だからな」
『取り合えず交流会は中止でしょうし、どうするにしても一旦帰り…』バタッ
虎「うおっ大丈夫か!?」
『スー…』Zzz…
東「寝てる」
虎「寝たの!?」
東「無理もない
三輪は交流会前に直感が働いたのか夢でもみたのか睡眠時間、削って移動中も占ってたみたいだからな限界がきたんだろう」
虎「そっか」
****
その頃、先生達は
「続いて人的被害です2級術師3名、準1級術師1名、補助監督5名、忌庫番2名、高専に待機してた術師で五条さんや夜蛾学長と別行動だった方達ですね」
家入さんからの報告待ちですが以前、七海さんが遭遇した呪霊の仕業でほぼ間違いないかと
悟「チッ」
歌「この件って学生や他の術師と共有した方がいいですかね;」
学「…いや」
夜「上で留めておいてもらった方がいいだろう
術師界隈に特級呪物流出の確信を与えたくない捕らえた呪詛師は何か吐いたか?」
「口が堅いわけではないのですが、まともじゃない要領を得ない発言が多いです」
ただ件の襲撃に関して自分は取引きの上、命令されてやったに過ぎないとのことで
呪「ハンガーラックを作りたかったんだ
それをあの坊主、名前は知らねぇ男か女かもわからんねぇ白髪オカッパのガキだ」
冥「性別不詳のオカッパ坊主の心当たりは?」
悟「なーし適当こいてるだけじゃない?
自白に強い術師いないの?」
歌「そもそもなんで呪霊や部外者が天元様の結界、抜けられたのよ;」
悟「それは生徒達が相手にした特級呪霊のせいだと思う特殊な気配を持ってる呪霊は呪霊でも限りなく精霊に近いんじゃないかな」
葵の話だと植物に潜り込めたらしいし天元様の結界も植物には機能しないでしょ
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作者名:卯月 | 作成日時:2022年1月9日 23時