91話 ページ45
夕暮れの光に包まれたグラウンドには雷門中サッカー部が残っていた。
「勝った…勝ったんスね、俺たち」
勝ったことにまだ信じられない壁山が4対3と表示されたスコアボードを見て呟いた。
円堂は活躍した染岡と豪炎寺の肩に手を置き、Aを視線に入れる。
「やってくれたな染岡、豪炎寺、A。お前たちのドラゴントルネードとライジングトルネードが教えてくれたよ。1人じゃできないことも、2人で力を合わせればできるようになるんだってな!」
染岡は肩に置かれた手をのけるとそっぽ向いた。
「エースストライカーの座は、譲ったわけじゃないからな」
これが彼なりの豪炎寺に送る言葉なのだろう。
それを聞いた豪炎寺は微笑した。
『竜吾ってば、こういうときは素直じゃないんだね。やっと修也のこと認めたのに』
「うっ、うるせぇ!言うなよな!」
いたずらっぽく笑ってみせるAに、染岡は頰を赤らめながら彼女を睨んだ。
「よーし、みんな!フットボールフロンティアに乗り込むぞ!」
『「「「「オーッ!!」」」」』
今日試合に出たメンバーだけでなく、目金や宍戸も駆け寄り拳を空に向けた。
豪炎寺は何かを思うように眩しい夕日を見つ目ていた。
フットボールフロンティアに向けて意気込む雷門イレブン
だが
裏で何かが動こうとしていることは
雷門イレブンの中で誰も知らない
.
ある人物を除いては
.
全ては___のために…
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uzuki(プロフ) - いつもコメントありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年8月7日 23時) (レス) id: e17308d430 (このIDを非表示/違反報告)
Niki(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!!これからも頑張ってください!!応援しています!!! (2018年8月6日 7時) (レス) id: bdf48fdb68 (このIDを非表示/違反報告)
uzuki(プロフ) - ありがとうございます!今後の展開にご期待下さい! (2018年7月23日 23時) (レス) id: e17308d430 (このIDを非表示/違反報告)
アイスプリンス(プロフ) - シリアスな展開になってきて、続きがとても気になります!これからも頑張ってください!応援しています! (2018年7月22日 23時) (レス) id: b41235959c (このIDを非表示/違反報告)
uzuki(プロフ) - ありがとうございます!Part2も頑張って更新します! (2018年7月18日 22時) (レス) id: e17308d430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:uzuki | 作成日時:2018年7月17日 23時