毎日を、貴方と。【短編集】【我妻善逸】

幼馴染のたんぽぽ ページ1

私、Aには、幼馴染のうるさいたんぽぽがいる。



その名は善逸。



今日は夏休み最終日。私はその善逸に呼び出しをくらっている。



何だろ、、、、あ、、、彼女ができたとか？あいつモテるもんなー。



善「あっ！A！遅いぞ！待ってたんだからな！」



『ごーめんごめん！』



善逸は女の子なら誰にでもデレデレする癖がある。



私には何故かしないけど。女子力ほすぃ、、



善「えと、、、今日は、Aに話したいことがあるんだ。」



あら、珍しく真剣な顔してんじゃん。



『なになに〜？幼馴染だし何でも聞いたげるよ私優しいから。』



善「、、、俺と、付き合って欲しい。」



『へ？』



善「Aの事が好きなんだ。他の子とは違う。真剣に好きなんだ。今迄幼馴染として隣を歩いてきたけど、俺は恋人として隣を歩きたい。」



『ぜ、善逸、それ本気で言って「本気だ。」



善逸とは幼馴染として接してきたから全然わかんない、、、




私は善逸のことが好きだ。好きだけど、、、



『ごっごめん善逸、、、実感が湧かなくて、その、私は善逸がす、、、好き！だけど善逸は本気かわ「なら、これでどう？」んっ！？』


善逸の私より大きな手で私の後頭部を善逸の方に引き寄せられ、善逸の唇が唇に触れる。


軽く触れた後、善逸は離れた。


『ぜ、善逸っっ！「分かった？俺、マジだから。」


『お願いします、、、』


善「、、、！！！ちょ、、、、もう、、、可愛すぎ、、、」


善逸の顔が赤い。まあ私もだけど。


善「もう、そんな顔、俺以外に見せんなよ。」



そう言った善逸は、いつもの幼馴染の顔ではなかった。

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